老いも病も受け入れよう 瀬戸内寂聴著 新潮文庫
いつも朗らかでニコニコ顔の瀬戸内さんしか思い浮かびませんが、晩年には矢張り病気に悩まされたようで。
92歳の時 胆嚢ガンが見つかり手術で取り除いた。
88歳の時 背骨の圧迫骨折と診断されたそうです。
又92歳の時 第三腰椎圧迫骨折 脊柱骨粗鬆症 脊柱管狭窄症
さすがの瀬戸内さんもベッドの上で痛い痛いと嘆き 痛みのため あまりの痛くて、声を上げて泣くこともあったそうです。 鬱になりかけたことも。
「神も仏もあるものか」と口走ったこともあるそうです。
瀬戸内さんの悟ったことは
好きなものを食べて、体力をつける、お酒は適量。
よく眠ることが元気のもと。
ボケることは覚悟して、受けいれよう!
大きな字で、薄い本ですからすぐ読み終えます。