【平成22年2月某日 調査・登録】
雪がちらつくなど寒い日が続いています。寒い日には・・・そう、鍋料理ですね。そこで、本日は「あんこう鍋」です。
こちらの店「いせ源」は、天保元(1830)年創業のあんこう鍋専門の老舗料理店です。店舗は、昭和5年に建て直されたもので、東京都選定歴史的建造物、千代田区景観まちづくり重要物件に指定されています。
店頭のウィンドウに本物の鮟鱇(あんこう)がディスプレーされています。こんなグロテスクな風貌ですが、さてさてお味は・・・。
さあ、寒くて、鍋となれば・・・まずはお酒ですね。こちらの店の定番は「菊正宗」です。辛口が「あんこう鍋」にピタリと合います。
「煮こごり」は、鮟鱇の卵巣を特製の出汁で煮固めた料理です。出汁の風味とプルンとした食感が酒のアテに最高です。
「きも刺し」は、海のフォアグラと言われる逸品で、濃厚な味わいと蕩けるような食感が最高です。
「とも和え」は、煮込んだ鮟鱇の身を肝と味噌で和えた料理で、これもまた酒の肴にはピタリです。
「唐揚げ」は、鮟鱇の中心部の良質な白身を揚げた料理です。
さあ、いよいよ「あんこう鍋」です。地方では味噌仕立てでいただくことも多い「あんこう鍋」ですが、こちらの店では割り下でいただきます(映像は3人前です)。
鮟鱇は体の部位のほとんどを食することができます。柳肉(大身)・皮・肝・あご肉(ブリブリ)・ひれ(トモ)・卵巣(ぬの)・胃の7つが「鮟鱇の7つ道具」と呼ばれ、それぞれ異なる食感や味わいを楽しむことができます。
煮込めば煮込むほど割り下が染み込み、「あんこう鍋」の独特の味わいが増します。
鍋を堪能した後のもう一つの楽しみが「おじや」です。鮟鱇のエキスが染み出た滋味あふれる出汁を使って作る「おじや」は、玉子のトロッとした食感と融合し、最高の締め料理と化します。
最後は口直しのデザートです。ごちそうさまでした。
★いせ源
所在:千代田区神田須田町1-11-1
電話:03(3251)1229
品代:菊正宗(1号弱)420円、煮こごり735円、きも刺し1,470円、とも和え1,050円、唐揚げ1,155円、
あんこう鍋(1人前)3,465円、デザート1,000円
雪がちらつくなど寒い日が続いています。寒い日には・・・そう、鍋料理ですね。そこで、本日は「あんこう鍋」です。
こちらの店「いせ源」は、天保元(1830)年創業のあんこう鍋専門の老舗料理店です。店舗は、昭和5年に建て直されたもので、東京都選定歴史的建造物、千代田区景観まちづくり重要物件に指定されています。
店頭のウィンドウに本物の鮟鱇(あんこう)がディスプレーされています。こんなグロテスクな風貌ですが、さてさてお味は・・・。
さあ、寒くて、鍋となれば・・・まずはお酒ですね。こちらの店の定番は「菊正宗」です。辛口が「あんこう鍋」にピタリと合います。
「煮こごり」は、鮟鱇の卵巣を特製の出汁で煮固めた料理です。出汁の風味とプルンとした食感が酒のアテに最高です。
「きも刺し」は、海のフォアグラと言われる逸品で、濃厚な味わいと蕩けるような食感が最高です。
「とも和え」は、煮込んだ鮟鱇の身を肝と味噌で和えた料理で、これもまた酒の肴にはピタリです。
「唐揚げ」は、鮟鱇の中心部の良質な白身を揚げた料理です。
さあ、いよいよ「あんこう鍋」です。地方では味噌仕立てでいただくことも多い「あんこう鍋」ですが、こちらの店では割り下でいただきます(映像は3人前です)。
鮟鱇は体の部位のほとんどを食することができます。柳肉(大身)・皮・肝・あご肉(ブリブリ)・ひれ(トモ)・卵巣(ぬの)・胃の7つが「鮟鱇の7つ道具」と呼ばれ、それぞれ異なる食感や味わいを楽しむことができます。
煮込めば煮込むほど割り下が染み込み、「あんこう鍋」の独特の味わいが増します。
鍋を堪能した後のもう一つの楽しみが「おじや」です。鮟鱇のエキスが染み出た滋味あふれる出汁を使って作る「おじや」は、玉子のトロッとした食感と融合し、最高の締め料理と化します。
最後は口直しのデザートです。ごちそうさまでした。
★いせ源
所在:千代田区神田須田町1-11-1
電話:03(3251)1229
品代:菊正宗(1号弱)420円、煮こごり735円、きも刺し1,470円、とも和え1,050円、唐揚げ1,155円、
あんこう鍋(1人前)3,465円、デザート1,000円
この店の難は、予約がなかなかとれないことですね。それも確か5人以上じゃないと駄目とか。
オンシーズンの予約は確か6人からの受付だと思います。