１７「渡しそびれたプレゼント」

いまだに渡せていないプレゼントがあります
とても大切な方へ、自分で手作りしたものでした。

お渡ししたときにどんなにびっくりするだろうと、その驚く顔を思い浮かべながら、一生懸命手作りしたものです。

きっととっても喜んでくれる、そう思うと作るのがとても楽しかった・・。

その時の気持ちを思い出すと、いまだに処分できないままでいます。

その時の自分の気持ちの唯一の証だからです。

それを処分してしまうと、そのときその方をとても大切に思っていた自分の気持ちまで泡のように消えてなくなってしまう気がするのです。

時々、荷物を整理したときなどにそれが出てくると、ちょっとつらいです。

いやいや、皆さんがご想像するような、恋愛がらみの話ではありませんよ（ｗ）

結局、いまだにお渡しできないままです。
もう、ずっとこのままかもしれません。
今では自分のためにとってあるのかもしれません・・・。