553「とうとうここまで来たか!・・カメノテとフジツボを喰らう！」

とうとうここまできてしまった・・・。

合宿の「喰らおうシリーズ」・・

もともとは、思い切ったものを食べてみよう！と始まった、毎年の合宿の中のイベントです。
毎年、職場の超美人なSさんと私で食材を考えます。

↑Sさん、超美人さんなんですけど顔出しは出来ません、あしからず。想像してね（ｗ）

はじめの年はアメフラシをさばいて食べてみました。
→アメフラシは食品として流通しているわけではなのでマネしないで下さい。
採集場所によっては毒素を含んでいる場合があります。
次の年はナマコをとってさばいて食べてみました。
→これは美味しかったですね。ただし漁業権問題があり、誰でもとって良いわけではありません。

今年はこれだっ！
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採集のときに岩場で見つけたんです、これを。

クロフジツボです。・・・・貝じゃないのよ（ｗ）
甲殻類なので、エビやカニの仲間になります。
頂部の穴には蓋版（ガイバン）というふたがあって、パカッと開けて扇のような蔓脚（まんきゃく）を出し、まるでヒラヒラと透き通る天女の羽衣のような動きをします。
それはそれは見事です。

余談ですが、フジツボのペニスは、生物界最大の大きさで、体長の8倍です（人間だったら、身長の８倍のお○チンチンってことになる・・・想像すると・・すごい・・）

採集するには、しっかりとつかんで、思いっきりバキッと岩から力任せにへし折るわけです。意外と取れるもんです。


そしてこれも。

カメノテ。これも甲殻類です。

これらを塩ゆでと、お味噌汁でいただきます。

鍋でグツグツにて・・


え？魔女みたい？
「い～っひっひ・・さぁ、白雪姫、このフジツボをお食べ・・・」

食べてビックリ！
すごく美味しいおダシがでます！身は・・ちっちゃいのね（ｗ）

「お味噌汁に最適☆」と図鑑に記載されているわけがわかります。

ちなみに・・フジツボは磯場でバキバキしながら、ちょぼっと生で食べてみました。甘かったです。ただし微量金属（鉛・銅・スズなど）を溜め込む性質があるため、食べるには生息場所の環境も加味しなければなりません。生で食べるときは、ヨコエビなどのほかの生物や、寄生虫なども食べてしまうこともあるので、お勧めできません。
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「フジツボを生で食べたらお腹の中でドッサリ増えて、手術でお腹を開いたらフジツボだらけになっていた」なんて都市伝説が・・マジ？（ｗ）
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いえいえ、体内でフジツボが増えることは生物学上ありえません（ｗ）


今回は「ここまできたか！」という題名でしたが、この二つはれっきとした食品として市場に出回っています。
意外とお高い高級食材です（ｗ）
フランス料理になっちゃっていたりするんですよ（ｗ）