『契約殺人』 Murder by Contract (米) 1958年制作
監督 アーヴィング・ラーナー
音楽 ペリー・ボトキン
主演 クロード … ヴィンセント・エドワーズ
ビリー・ウィリアムス … キャプリス・トリール
マーク … フィリップ・パイン
主題歌 『殺し屋のテーマ』 ( The Executioner Theme ) 演奏・ペリー・ボトキン
挿入歌 『殺し屋のワルツ』 ( Waltz Of The Hunter ) 演奏・ペリー・ボトキン
TV『ベン・ケーシー』のヴィンセント・エドワーズ人気で急遽日の目を見たフィルム・ノワール作品。
アメリカ全土に組織を持つ闇の殺人組織をブリンクなる人物が元締めとして支配していた。その組織から殺し屋の
クロードに殺人の依頼があった。ターゲットはビリーという女性で、ある事件で警察から厳重な保護を受けている
検察側の証人である。裏の世界では絶対的な信用のあるクロードであったが彼女の殺害に失敗してしまう。
このためクロードは元締めが手配した二人の暗殺者に襲われるハメになるが逆に二人を殺害し、元締めに契約
金額を釣り上げさせた。しかし、ターゲットを目前にしたクロードは警察に追い詰められて射殺されてしまう。
全編に流れる主題歌の『殺し屋のテーマ』はペリー・ボトキン・Jrの作曲で、ペリー・ボトキンの演奏によるものです。
この楽曲は映画が作られたころ、日本でも音楽だけが単独で大ヒットしました。
ヴィンセント・エドワーズは当時全くの無名の俳優で商業的な勝算が期待できないため映画の輸入が大きく遅れましたした。
本来なら、映画が公開されると音楽もリヴァイヴァル・ヒットするものなのですが、残念なことに音楽は話題にもなりませんでした。
↓はペリー・ボトキンの『殺し屋のテーマ』 YOUTUBEより
また、挿入歌の『殺し屋のワルツ』は『殺し屋のテーマ』のB面に収められていました。
↓は『殺し屋のワルツ』 YOUTUBEより
ヨーロッパ的な雰囲気の
メロディーですね。
スーパーで売ってるんじゃ、
たまったもんじゃない!。
まるで銃器の量販店のようですね。
あれではアメリカの銃依存社会はなくならないわけです。