港町のカフェテリア 『Sentimiento-Cinema』


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1964年 『誰かが誰かを恋してる』 ディーン・マーチン

2015-07-16 21:25:06 | 続・60年代ポップス変遷史

”Everybody Loves Somebody” Dean Martin



『誰かが誰かを恋してる』は本来彼の親分格であるフランク・シナトラの持ち歌として1948年にヒットしたものですが
1964年にディーン・マーチンがリメイク盤をリリース、一躍全米No.1に輝きました。
原題は ”Everybody Loves Somebody” ですから 「誰もが誰かを愛している」ということなのでしょうが、逆に邦題
としては『誰かが誰かを恋してる』が正解だったのかもしれません。
また、いつの間にかリリース時の『誰かが誰かを恋してる』が『誰かが誰かを愛してる』という邦題に変わってしまい
現在では『誰かが誰かを愛してる』のほうがメジャーになっているようです。
ディーン・マーチンのレコードとしては映画『リオ・ブラボー』の挿入歌である『ライフルと愛馬』が有名でしたが、
『誰かが誰かを恋してる』の大ヒットにより、この曲が彼のテーマソングとなりました。

Everybody loves somebody sometime
Everybody falls in love somehow
Something in your kiss just told me
That sometime is now

↓は ディーン・マーチンの『誰かが誰かを恋してる』 YOUTUBEより



ご参考までに本家本元を
↓はフランク・シナトラの『誰かが誰かを恋してる』 YOUTUBEより






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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんばんは (オンリー・ザ・ロンリー)
2015-07-16 22:00:10
これは聴き甲斐がありますね。
マーチンのは悪く言えば口にこもった滑舌の悪さ、良く言えば甘いムーディーな、シナトラのはどこか映画のワン・シーンで歌われそうなメリハリがあって両者互角としたいです。好企画、ありがとうございます。
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オンリー・ザ・ロンリーさんへ (CHOCHIN)
2015-07-16 22:36:05
コメントありがとうございます。
ホロ酔いでレコーディングしたのではないかと思うほどの滑舌の悪さですね。
マーチンがグラスと煙草を手に唄っている姿を見すぎたせいなのかもしれません。
並べてみますとお互いに立派なエンターティナーですね。
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