”Broken Promises” Sil Austin
アメリカでも無名のポピュラー音楽の作曲家ジョン・シャハテルが作曲した日本人好みの哀愁をおびたブルースです。
本職は補聴器のセールスマンであるジョン・シャハテルは暇な時にクラリネットで作曲していたようです。アメリカでは
全く見向きもされなかったこの曲が日本で大ヒットしたのを本人が一番驚いたのではないでしょうか。
1961年には謎の楽団といわれたアンリ・ド・パリ楽団でビクターからリリースされ、S盤アワーで火が付くと同年の6月に
【今週のベスト・テン】に初登場し20週連続でランクイン(最高2位)しています。
日本でのヒットによってアメリカやヨーロッパにも知られるようになり、シル・オースチン、サム・テイラーさらには
イタリアに渡ってファウスト・パペッティなども取り上げるようになりました。
↓はシル・オースチンの『黒い傷恨のブルース』 YOUTUBEより
ついでに本家本元のアンリ・ド・パリ楽団も貼っておきます。
↓はアンリ・ド・パリ楽団の『黒い傷恨のブルース』 YOUTUBEより
なお、ファウスト・パペッティ楽団の『黒い傷恨のブルース』は2016-02-23付の名曲セレクションでアップ済みです。