港町のカフェテリア 『Sentimiento-Cinema』


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1964年 『ウナセラディ東京』 ミルヴァ

2015-07-15 23:15:24 | 続・60年代ポップス変遷史

”Una Sera di Tokyo” Milva



ミルヴァはイタリア出身のカンツォーネ歌手でサンレモ音楽祭の常連だったようですが、日本では彼女自身の
持ち歌がリリースされていなかったため殆ど無名でした。
そんな彼女が初来日し、ザ・ピーナッツのために用意されていた歌謡曲『東京たそがれ』を急遽アレンジして
『ウナセラディ東京』としてレコーディング、その抜群の歌唱力で一気に日本のポップスファンを虜にしました。

↓は ミルヴァの『ウナセラディ東京』 YOUTUBEより



しかしながら、その後のミルヴァは日本では殆ど鳴りを潜め、1968年に これまた純和製である『愛のフィナーレ』で
再度注目を浴びることとなります。

↓は ミルヴァの『愛のフィナーレ』 YOUTUBEより



ミルヴァといえはカンツォーネ歌手というよりも日本語で歌謡曲を唄う歌手というイメージが強すぎました。
1972年に『地中海のバラ 』によりサンレモ音楽祭で入賞を果たしたことは日本ではあまり知られていません。

↓は ミルヴァの『地中海のバラ 』 YOUTUBEより






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