【誕生日】
☆ミシェル・ピッコリ Michel Piccoli (1925.12.27~2020.5.18)
男の色気を感じさせる舞台出身の演技派でランス映画界の主流的俳優です。
音楽家の両親のもとにパリで生まれました。中等教育を終えたころには自分の劇団を組織するなどで早くから俳優を目指し、大学
では演劇科に籍を置き、テアトロバビロンで舞台を踏みました。1949年に "Le Point du jour" (夜明け) で映画デビューを果たし
フランス映画界では主流的スターとなりました。1960年代に入ると『軽蔑』『小間使の日記』で主役を張るなど男の色気を武器に
幅広い活動を続け、近年まで舞台・映画・TV に出演し続けました。
1969年には当時妻(1966~77年)であった歌手のジュリエット・グレコと一緒に来日しています。
【主要出演作品】
1954年『フレンチ・カンカン』French Cancan
1959年『爪を磨く野獣』La bête à l'affût
1962年『いぬ』Le doulos
1963年『軽蔑』Le Mépris
1963年『小間使の日記』Le Journal d'une femme de chambre
1964年『スタンダールの恋愛論』De L'amour
1965年『レディL』Lady L
1966年『獲物の分け前』La Curée
1966年『パリは燃えているか』Is Paris Burning?
1967年『ロシュフォールの恋人たち』Les Demoiselles de Rochefort
1967年『昼顔』Belle de jour
1969年『トパーズ』Topaz
【ご命日】
★イエジー・カワレロヴィッチ Jerzy Kawalerowicz (1922.1.19~2007.12.27)
アンジェイ・ワイダと共にカードル派指導者でポーランドを代表する映画監督。
主な監督作品として『影』『戦争の真の終り』『夜行列車』『尼僧ヨアンナ』などがある。
★ジョージ・ロイ・ヒル George Roy Hill (1921.12.20~2002.12.27)
哀愁を持って古き良き日をノスタルジックに描く作風で注目されたアメリカの映画監督。
主な監督作品として『マリアンの友だち』『ハワイ』『明日に向って撃て!』『スティング』などがある。
★アラン・ベイツ Alan Bates (1934.2.17~2003.12.27)
1960年前後に起こった「怒れる若者たち」をテーマにしたフリーシネマ運動の一翼を担ったイギリスの俳優。
主な出演作品として『或る種の愛情』『その男ゾルバ』『まぼろしの市街戦』『遥か群衆を離れて』などがある。