昨日、アポロの心臓検査をしてもらいに動物病院へ行って来ました。
今年の5月末、フィラリアの検査をしてもらった時に獣医さんから、
やや心雑音が聞こえるということを教えていただき、
一度、心臓の検査を受けたほうが良いと言われていたのであります。
過去記事→「良い動物病院」2012年05月29日
(心臓疾患について詳しくお知りになりたい方は、anさんからのコメントも参考になります)
心臓の検査は、人間ドックならぬ「ドッグドック」という予約制の形で、
動物病院に午前中のうちに預けて夕方迎えに行くというスケジュールで行われました。
検査項目は4つ。
●レントゲン検査
●超音波検査
●血圧測定
●心電図検査
結果は、
僧坊弁閉鎖不全症(レベル ステージB1)と、
三尖弁閉鎖不全症
ということがわかりました。
あの…、
こんな名前聞いちゃうと皆様きっとご心配されちゃうと思いますが、
おかげさまでどちらも軽度の症状で、まだそれほど心配するレベルではないそうです。
僧坊弁閉鎖不全症と
三尖弁閉鎖不全症というのは、
老犬期の小型犬に多く見られる疾患だそうで、
犬の心臓病の約3分の2を占めるのだそうです。
本来、心臓を通る血液は一方通行でなければならないところを、
この疾患の場合、弁がしっかり閉じてないことで逆流してしまうのだそうです。
で、超音波検査をした結果、
アポロの場合はその逆流する血液の量がまだ微量なので、
症状としては初期の軽い段階とのことです。
国際的な段階で言うと、4段階評価(A~D)のうち、
「ステージB」のさらに「1」のレベルで、
これが「B2」になった段階で薬を飲み始める治療が必要となってくるそうです。
ってことで、アポロの場合、
まあまだ1年ぐらいは治療を始めなくても大丈夫とのことで、
1年後にまた検査をして様子を見ていきましょう、とのことです。
ちなみに、
この逆流の量が増えてくると、やがて心臓の中で血液が渋滞を起こし、
心臓自体が肥大してくるそうです。
レントゲン検査の結果を見ても、アポロの心臓はまだ肥大しておりませんでした。
血圧測定の結果も正常範囲内で、
心電図検査でも不整脈は認められないという診断をいただきました。
ってことで、今回しっかり検査する機会を作って良かったです☆
心臓の病気は、「治す」のでなく、
「進行を遅らせる」ということになるのですが、
疾患があることを知ってるのと知らないとではまったく違うと思います。
きちんと症状を把握して治療をはじめることになれば、
アポロがよりよい老後を送ることが出来、やがて迎える最期の時が、
苦しんで逝くのか、老衰でやすらかに逝くのか、の違いになるそうなので…。
今後の生活の注意点については、
・塩分の多いものは食べさせない(人間の食べ物など)
・激しい運動や極度の興奮は避ける(軽い散歩は問題なし)
とのことです。
OK!OK!
しっかり注意して上手に付き合って行きたいと思います。
それにしても獣医さんってホント凄いですネ。
聴診器を当てて、心臓の中で血液が逆流してる音を聞き分けちゃうんですから!
しかもアポロの場合、
病院の診察台で聴診器を当てられてる間って、
すっごい心臓がバクバクしてるらしく、
その心臓の音が結構邪魔だそうです(笑)。
アポロ~、お前さん診察台の上では
いつもすっごいおとなしくてクールな表情してるけど、
実は内心ドキドキだったのねぇぇぇ~~~(笑)。
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