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おととい(12/18)、
アポロの火葬を無事に執り行うことが出来ましたのでご報告いたします。
アポロが亡くなってから二日間は、やはりバタバタとしていましたが、
火葬も済んだ昨日あたりからようやく落ち着き、静かな時間を過ごしています。
ブログの方へもたくさんのコメントを頂き、
私が思ってた以上にアポロは皆様に愛されていたんだなぁと、
今更ながらその事実に驚いてる次第です。
とにかく、
皆様のアポロに対する想いがひしひしと伝わってきて、
もう胸が熱くなり、読んでて涙が止まりませんでした。
いつもコメントをくださっていた方々はもちろん、
今回初めてコメントをくださった方々がいらっしゃったりしてとても感激したり、
Twitter、Facebook、LINE、Google+などのSNSに加え、
メールや直接電話を下さった方、
自宅まで弔問に訪れてくださったワン友さんもいて、
本当に嬉しかったです。
あの日の記事を読んでくださった皆さんが、
アポロの死を一緒に悲しんでくれて、一緒に泣いてくれたことで、
私はこの突然の出来事の重みに一人で潰されることなく、
なんとか前向きに気持ちを持っていくことができています。
頂いたコメントの中には、
同じように愛犬を亡くしたご経験のある方のお声や、
実のお母様を自分が作った食事で誤嚥性肺炎を引き起こして亡くされた方など、
本当にお辛い経験を語ってくださったコメントもあり、
それらを読んでいると、そこに込められた私への励ましの想いが伝わってきて、
気持ちを強く持てたり、今にも潰されそうな心を和らげてもらいました。
そして中でも私の心を慰めてくれたのが、
多くの方々が書いてくださった、
「アポロくんはパパさんのウチの子になって幸せでしたよ」
というコメントの数々でした。
アポロは幸せだったのか…、
それは一緒に暮らしていた私にはわからず、
いつもいつも、
「もっともっとアポロにしてあげられるはず…」
という迷いと模索の中でやってきたので、
このブログを読んでアポロのことを良く知ってくださっている皆様が、
そうおっしゃってくれることがなによりも嬉しくて、なによりも慰めになりました。
皆様から頂いたコメントは今も何度も何度も読み返しています。
そして全部保存してあります。
こんなブログでも、少しは皆様のお役に立ててたんですね。
それもこれもみんなアポロのおかげです。
10年間ブログ続けてきて良かったなと思いました。
本当にありがとうございました。
そしてありがとうアポロ。
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さて、
アポロが息を引き取って自宅へ戻ってきてからのその後について書いていきます。
私自身はというと、
突然アポロを失った悲しみとショックでしばらくは頭の中が混乱していましたが、
亡くなった当日に皆様へのご報告ブログを書いているうちに、
だんだんと気持ちの整理も出来たこともあり、
多少なりとも落ち着きを取り戻しつつあります。
そして、
アポロを無事に送ってあげなければならないという気持ちの張りのおかげで、
火葬が済むまでは意外と泣くどころではなかったのも事実でした。
あの日のブログは、夜中の3時くらいから書き始め、
書き終わったのが6時間後の朝9時でした。
皆さんも読むの大変だったでしょう…(笑)。
本当はアポロを布団に移して一緒に寝たかったんですが、
結局徹夜になってしまったので、そのまま翌日がスタート。
続々と寄せられるコメントを読ませてもらいながら、
その日はアポロの訃報を知った近所のワン友さんが、
弔問に訪れてくださるということで、その準備を開始。
アポロが寝ている棺をテーブルの上に乗せ、
簡単な祭壇のようなものを作りました。
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そしてそこに、アポロのフードやお水、おやつなどを並べる並べる!
これでもかっていうくらい並べました。
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「アポロ、食べて!」
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中には、先日ブログでも紹介した、
「ポルトガル風チーズ入りコロッケ“風”」も。
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実はその他にも、アポロに食べさせようと思って作っておいた
アポロ用ハンバーグもあったのでそれも出しました。
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実は、
私が人間用のハンバーグを食べるとき、
アポロとも一緒に同じようなものが食べられるようにと、
アポロ用にも豚ひき肉と卵だけを使った犬用ハンバーグを作っておいたのです。
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本当なら昨日あたりに食べてもらう予定だったのですが、
結局アポロは一口も食べないまま逝ってしまいました…。
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チーズ乗せハンバーグだよ、アポロォ…。
アポロが夢中で食べてくれる姿、見たかったなぁ…。
「でも味わうことは出来るよねアポロ。食べてね」
そしてやはり、
これも近いうちにアポロとハイキングにでも行って食べさせてあげようと思ってとっておいた、
犬用黒毛和牛ステーキと、かぼちゃ&チーズポタージュ…。
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こんなことならもっと早く食べさせてあげとけばよかったなぁ…なんてことを思いながら、
とにかく並べる!並べる!
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「そうそう、ハロウィンの時にもらったおやつもまだとっておいたのがあるんだよアポロ」
覚えてる?フリーズドライ野菜りんご♪
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「アポロ、これ全部食べていいからね♪」
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「もう歯槽膿漏も気にしなくていいんだから、硬いおやつもそのままあげるからお食べ♪」
「水に入れる牛乳も、今日はちょっとサービスして、えい!濃い目だ♪」
これが今の私がなんとかアポロにしてあげられること。
その後、弔問のお客様やお知り合いの方からもお花を送っていただき、
どんどん豪華になっていく祭壇♪
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「アポロ、精一杯心をこめて送り出してあげるからね!」
そして、昔趣味で般若心経を覚えていたので、
私自らアポロにお経をあげ、葬儀めいたものもさせてもらいました。
そんなことをこなしながら、
アポロを火葬してくれる場所を選んだり予約もしたりして、
時間はあっという間に午後の4時…。
いつもならそこからアポロの散歩に出かけると、
あっという間に夜になって、また夜フードの支度をしてお風呂入ってブログ書いて…、
ってやってると、もうすぐに一日が終わっちゃうので、
4時くらいになってまだ散歩に行けてないと焦るんですが、
「あ、そうか…、アポロの散歩、今日からしなくていいんだ…」
って気づいて、
そのあと何をしていいんだかわからなくなっちゃったりして…。
そしてさきほど、泣くどころではなかった、と書きましたが、
人と話してたりする時間は私も気が張ってるので大丈夫んなんですが、
ふと一人になった瞬間、猛烈に寂しさが襲ってくるもんですね。
外も暗くなってきてさらに襲ってくる孤独感…。
そんなこともあって、この時の夕方は、
「アポロォ…!」と叫びながら何度か倒れこむようにして泣いてしまいました。
そして、
ホントにアポロは私にとって大きな存在だったんだなぁってことを、
こういう時に改めて感じるのでした。
コメントにも皆さんが書いてくださったように、
こういう時は思いっきり泣くようにしてます…。
「でも、肉体はなくなっても、アポロのたましいは常にそばにいるんだ…」
って自分に言い聞かせると、またスーッと気持ちが落ち着いてくるのでした。
その後、
ちょっと横になろうかな、と思い、
アラームを設定して5時半頃から1時間の仮眠をとるつもりが、
起きてみたら夜中の1時半…。
8時間の爆睡…!
あらら…。
明日は11時半からアポロの火葬だし、
今日はもうご飯食べてお風呂入って早めに寝なくちゃ!
結局この日は一歩も外に出ないまま、
ずっとアポロのそばで過ごしたってことですね。
ということで、夜中の2時ころから、
自分の食事を用意してまたアポロに話しかけながら食事。
お箸はいつもアポロに納豆を食べさせる時に使ってたものを使用。
少しでもアポロを感じたい気持ちの表れでしょうか。
そういえばこの1年はバタバタしていて、
実は夜ご飯をこうやって座って食べるのはホントに1年ぶりくらいです。
いつもアポロの夜フードを用意してる間に即席ラーメンを茹でて、
アポロがフードを食べるのと同時に、
私も台所で立ったままそこでラーメンをすするといった感じでした。
その分、アポロとの時間を少しでも増やそうと思って…。
ラーメンも熱いので、すぐにかきこめるようにと、
毎回氷を入れて冷やしたラーメンを4口くらいで食べきるという技も身につきました(笑)。
それでもアポロがフードを食べきるスピードにはかないませんでしたけど(笑)。
これからはそんな生活とは違う人間用の暮らしが戻ってくるのでしょうが、
やっぱりそこにアポロがいない寂しさはなかなか拭えないでしょうねぇ…。
「アポロ、ハンバーグもう食べてくれた?パパさん食べちゃうからね」
と、アポロの祭壇に並べられた食べ物も供養の意味で次々といただく私。
そしたらですね、なんと、
…黒毛和牛ステーキがですね、
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めちゃめちゃ美味しかったんですよ(もちろん犬用…笑)。
「うっわ~♪これアポロに絶対食べさせたかったなぁ~!」
なんてことを思いながらも、
ちゃんと今アポロも食べてくれてるはず、ということを信じて、
私が綺麗に食べさせてもらいました。
ボッシュのフードも食べました(笑)。
ボッシュの品質基準は人間が食べても大丈夫なものになってるので、
結構安心して食べられるんですヨ。
食べながらなんとなくまた改めてアポロと会話…。
改めてこうして二人だけで向き合って喋ってると、
やっぱりアポロとの楽しい時間がたくさん思い出され、
そして、
それがもうこれから一切訪れないという現実にも気付かされ、
そこでまたアポロを前に号泣…。
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アポロとの食事も終わり、私はお風呂へ…。
「アポロ、じゃあパパさんお風呂入ってくるね」
アポロに声をかけながらお風呂に向かうんですけど、
でもなんだかやっぱりいつものクセが抜けなくて、
お風呂のドア開けっ放しで入っちゃうんですね(笑)。
トイレもそうです。ドア開けっ放し(笑)。
アポロとの12年間の生活の中で、
自分が思ってた以上に体に染み付いてしまったクセがあるみたいで…。
他にもたとえば、
手元から何かを落としてしまった時、
アポロに拾われる前に拾わなくちゃ!…って思って、
慌てて拾うクセが出てしまったり。
「あ、そうか…。アポロもういないんだ…」
なんて思った時、なんか涙が出てくる始末…。
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お風呂からあがって、さあいよいよ寝る準備。
時間は朝の5時。
今夜こそ本当にアポロと寝る最後の夜です。
布団を敷くと、そこにアポロの遺体をそっと横たえる私。
アポロのお腹だけには保冷剤を当てて、私はその横へ。
「いつもは人の顔にお尻向けて寝てるけど、今日は頭揃えて寝てもらうよ(笑)」
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何度も言いますが、
本当にまるで、ただ眠ってるような顔です。
しばらくそんなアポロの顔をじ~っと眺めて、
アポロとの楽しかったたくさんの出来事を少しずつ思い出す私。
「アポロ、本当に楽しい12年間ありがとうね…」
電気を消し、お礼を言いながら眠りにつきました。
片手でアポロの前足をギュッと握りしめ、
肉球の感触を確かめながら…。
「この体とはこの先もう、二度と触れ合いないのか…。むごいなぁ神様…」
アポロォ…。
アポロが先が布団に入ってるとさぁ、
布団がすごくあったかくなってたよねぇ。
アポロのぬくもり、あったかかったなぁ…。
今はもう冷たくて体も固くなっちゃったけど、
毛並みが顔に触れる感触はやっぱりアポロだよぉ…。
私はもう愛おしくて愛おしくて、
アポロの背中に顔を埋めたまま、もう涙が止まりませんでした。
最近は忙しくて、
正直かまってあげられる時間が少なくて申し訳なかったよアポロ…。
もっともっともっともっと、
まだまだまだまだ甘えさせてあげたかったなぁ…。
結局布団に入ってもなかなか寝付けずに(夕寝もしてしまったので)、
ウトウトしたのは朝の6時、もう外が明るくなり始めたころでした。
朝の8時にアラームをかけておいたので、その時間に起床。
「アポロ、おはよう」
アポロは当然眠ったままです。
外はものすごくいい天気で爽やかなのに、
なんか今ひとつ変な気持ちなのは、
やっぱり朝飛び跳ねて喜ぶいつものアポロの姿が見られないからでしょう…。
「さて、いよいよ今日は本当にアポロとのお別れの日だ…!」
そう気持ちを取り直し、アポロをまたそっと棺に戻し、
朝食、身支度の準備開始。
朝食もまたいつものようにアポロの分も用意しました。
「アポロ、新しい旅立ちだからね。しっかり食べてね」
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さて、今日の記事も少し長くなってしまったので、
火葬の話については、また次回の更新で…。
本当にたくさんのあたたかいお言葉ありがとうございます。
皆様に言われたとおり、食べるものもキチンと食べ、
体に気をつけて過ごすようにしています。
まだもうちょっとアポロとのお別れの話は続きますので、
もうしばらくお付き合いください。
SNSなどを含め、コメントをくださっている皆様に、
今の時点でまず一度感謝を申し上げます。
ブリンドルくんのママさん、kanaさん、小室さん、からすさん、国生先生、
アン母さん、frige5frigeさん、Abyさん、けんたろうさん、よりりんさん、
わんこみどりさん、ケビンパパの大塚さん、あこさん、りんの母さん、
ぷりんままさん、とんさん、あいわんずさん、パールママさん、
チェリーのママさん、フェアリママのゆうこさん、レイちゃんのママさん、
エディママさん、マー君の実家のHOTDOGさん、しんじさん、松本さん、
MARUYAMAさん、更井さん、平松さん、さんぱちさん、チビチャママさん、
kumaさん、ナナママさん、裕ママさん、でにぃさん、たかさん、
アポロ君のファンさん、リンク母さん、リトくんママさん、みーちゃん、
kabocoさん、おがわさん、やっぱり獣好きさん、バッハママさん、みーこさん、
うさこさん、うっかりママさん、猫の手&モモ☆アンさん、Koma Nahoさん、
ハナチョコさん、うっすらぱーこさん、びび母さん、こっちゃんママさん、
あゆみさん、grace☆♪さん、ねねママさん、くみさん、エルのお姉ちゃん、
かげとらさん、ひーこっくさん、ゆりこさん、イッチさん、ヴィーヴルさん、
つみきさん、Yukaさん、tohizukaさん、@tiara0920さん、Jojoさん、市さん。
ありがとうございます。
その他、コメントこそ書き込まれていなくても、
私や他の皆さんと同じ気持ちでブログを読んで、
アポロを偲んでくださってる皆様、
本当にありがとうございます。
アポロォ、もう皆さんのところには遊びに行ったかな?
中にはパパさんよりも泣いてる人がいるらしいから、
ぜひ会いに行ってあげてね(笑)。
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アポロ「ほ~~~~~~い♪」
◇お知らせ◇
アポロが虹の橋を渡ってからのご報告記事を、
「アポロ・メモリアル」というカテゴリーにまとめましたので、
こちらでまとめて読むことが出来ます。
■□■□■□■□■□ ■□■□■□■□■□
今までランキング応援ありがとうございました。
みなさまがいつも1位に押し上げてくださっていたことで、
たくさんの人がアポロのブログの存在を知ってくださり、訪問してくださいました。
にほんブログ村
アポロの火葬を無事に執り行うことが出来ましたのでご報告いたします。
アポロが亡くなってから二日間は、やはりバタバタとしていましたが、
火葬も済んだ昨日あたりからようやく落ち着き、静かな時間を過ごしています。
ブログの方へもたくさんのコメントを頂き、
私が思ってた以上にアポロは皆様に愛されていたんだなぁと、
今更ながらその事実に驚いてる次第です。
とにかく、
皆様のアポロに対する想いがひしひしと伝わってきて、
もう胸が熱くなり、読んでて涙が止まりませんでした。
いつもコメントをくださっていた方々はもちろん、
今回初めてコメントをくださった方々がいらっしゃったりしてとても感激したり、
Twitter、Facebook、LINE、Google+などのSNSに加え、
メールや直接電話を下さった方、
自宅まで弔問に訪れてくださったワン友さんもいて、
本当に嬉しかったです。
あの日の記事を読んでくださった皆さんが、
アポロの死を一緒に悲しんでくれて、一緒に泣いてくれたことで、
私はこの突然の出来事の重みに一人で潰されることなく、
なんとか前向きに気持ちを持っていくことができています。
頂いたコメントの中には、
同じように愛犬を亡くしたご経験のある方のお声や、
実のお母様を自分が作った食事で誤嚥性肺炎を引き起こして亡くされた方など、
本当にお辛い経験を語ってくださったコメントもあり、
それらを読んでいると、そこに込められた私への励ましの想いが伝わってきて、
気持ちを強く持てたり、今にも潰されそうな心を和らげてもらいました。
そして中でも私の心を慰めてくれたのが、
多くの方々が書いてくださった、
「アポロくんはパパさんのウチの子になって幸せでしたよ」
というコメントの数々でした。
アポロは幸せだったのか…、
それは一緒に暮らしていた私にはわからず、
いつもいつも、
「もっともっとアポロにしてあげられるはず…」
という迷いと模索の中でやってきたので、
このブログを読んでアポロのことを良く知ってくださっている皆様が、
そうおっしゃってくれることがなによりも嬉しくて、なによりも慰めになりました。
皆様から頂いたコメントは今も何度も何度も読み返しています。
そして全部保存してあります。
こんなブログでも、少しは皆様のお役に立ててたんですね。
それもこれもみんなアポロのおかげです。
10年間ブログ続けてきて良かったなと思いました。
本当にありがとうございました。
そしてありがとうアポロ。
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さて、
アポロが息を引き取って自宅へ戻ってきてからのその後について書いていきます。
私自身はというと、
突然アポロを失った悲しみとショックでしばらくは頭の中が混乱していましたが、
亡くなった当日に皆様へのご報告ブログを書いているうちに、
だんだんと気持ちの整理も出来たこともあり、
多少なりとも落ち着きを取り戻しつつあります。
そして、
アポロを無事に送ってあげなければならないという気持ちの張りのおかげで、
火葬が済むまでは意外と泣くどころではなかったのも事実でした。
あの日のブログは、夜中の3時くらいから書き始め、
書き終わったのが6時間後の朝9時でした。
皆さんも読むの大変だったでしょう…(笑)。
本当はアポロを布団に移して一緒に寝たかったんですが、
結局徹夜になってしまったので、そのまま翌日がスタート。
続々と寄せられるコメントを読ませてもらいながら、
その日はアポロの訃報を知った近所のワン友さんが、
弔問に訪れてくださるということで、その準備を開始。
アポロが寝ている棺をテーブルの上に乗せ、
簡単な祭壇のようなものを作りました。
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そしてそこに、アポロのフードやお水、おやつなどを並べる並べる!
これでもかっていうくらい並べました。
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「アポロ、食べて!」
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中には、先日ブログでも紹介した、
「ポルトガル風チーズ入りコロッケ“風”」も。
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実はその他にも、アポロに食べさせようと思って作っておいた
アポロ用ハンバーグもあったのでそれも出しました。
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実は、
私が人間用のハンバーグを食べるとき、
アポロとも一緒に同じようなものが食べられるようにと、
アポロ用にも豚ひき肉と卵だけを使った犬用ハンバーグを作っておいたのです。
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本当なら昨日あたりに食べてもらう予定だったのですが、
結局アポロは一口も食べないまま逝ってしまいました…。
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チーズ乗せハンバーグだよ、アポロォ…。
アポロが夢中で食べてくれる姿、見たかったなぁ…。
「でも味わうことは出来るよねアポロ。食べてね」
そしてやはり、
これも近いうちにアポロとハイキングにでも行って食べさせてあげようと思ってとっておいた、
犬用黒毛和牛ステーキと、かぼちゃ&チーズポタージュ…。
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こんなことならもっと早く食べさせてあげとけばよかったなぁ…なんてことを思いながら、
とにかく並べる!並べる!
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「そうそう、ハロウィンの時にもらったおやつもまだとっておいたのがあるんだよアポロ」
覚えてる?フリーズドライ野菜りんご♪
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「アポロ、これ全部食べていいからね♪」
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「もう歯槽膿漏も気にしなくていいんだから、硬いおやつもそのままあげるからお食べ♪」
「水に入れる牛乳も、今日はちょっとサービスして、えい!濃い目だ♪」
これが今の私がなんとかアポロにしてあげられること。
その後、弔問のお客様やお知り合いの方からもお花を送っていただき、
どんどん豪華になっていく祭壇♪
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「アポロ、精一杯心をこめて送り出してあげるからね!」
そして、昔趣味で般若心経を覚えていたので、
私自らアポロにお経をあげ、葬儀めいたものもさせてもらいました。
そんなことをこなしながら、
アポロを火葬してくれる場所を選んだり予約もしたりして、
時間はあっという間に午後の4時…。
いつもならそこからアポロの散歩に出かけると、
あっという間に夜になって、また夜フードの支度をしてお風呂入ってブログ書いて…、
ってやってると、もうすぐに一日が終わっちゃうので、
4時くらいになってまだ散歩に行けてないと焦るんですが、
「あ、そうか…、アポロの散歩、今日からしなくていいんだ…」
って気づいて、
そのあと何をしていいんだかわからなくなっちゃったりして…。
そしてさきほど、泣くどころではなかった、と書きましたが、
人と話してたりする時間は私も気が張ってるので大丈夫んなんですが、
ふと一人になった瞬間、猛烈に寂しさが襲ってくるもんですね。
外も暗くなってきてさらに襲ってくる孤独感…。
そんなこともあって、この時の夕方は、
「アポロォ…!」と叫びながら何度か倒れこむようにして泣いてしまいました。
そして、
ホントにアポロは私にとって大きな存在だったんだなぁってことを、
こういう時に改めて感じるのでした。
コメントにも皆さんが書いてくださったように、
こういう時は思いっきり泣くようにしてます…。
「でも、肉体はなくなっても、アポロのたましいは常にそばにいるんだ…」
って自分に言い聞かせると、またスーッと気持ちが落ち着いてくるのでした。
その後、
ちょっと横になろうかな、と思い、
アラームを設定して5時半頃から1時間の仮眠をとるつもりが、
起きてみたら夜中の1時半…。
8時間の爆睡…!
あらら…。
明日は11時半からアポロの火葬だし、
今日はもうご飯食べてお風呂入って早めに寝なくちゃ!
結局この日は一歩も外に出ないまま、
ずっとアポロのそばで過ごしたってことですね。
ということで、夜中の2時ころから、
自分の食事を用意してまたアポロに話しかけながら食事。
お箸はいつもアポロに納豆を食べさせる時に使ってたものを使用。
少しでもアポロを感じたい気持ちの表れでしょうか。
そういえばこの1年はバタバタしていて、
実は夜ご飯をこうやって座って食べるのはホントに1年ぶりくらいです。
いつもアポロの夜フードを用意してる間に即席ラーメンを茹でて、
アポロがフードを食べるのと同時に、
私も台所で立ったままそこでラーメンをすするといった感じでした。
その分、アポロとの時間を少しでも増やそうと思って…。
ラーメンも熱いので、すぐにかきこめるようにと、
毎回氷を入れて冷やしたラーメンを4口くらいで食べきるという技も身につきました(笑)。
それでもアポロがフードを食べきるスピードにはかないませんでしたけど(笑)。
これからはそんな生活とは違う人間用の暮らしが戻ってくるのでしょうが、
やっぱりそこにアポロがいない寂しさはなかなか拭えないでしょうねぇ…。
「アポロ、ハンバーグもう食べてくれた?パパさん食べちゃうからね」
と、アポロの祭壇に並べられた食べ物も供養の意味で次々といただく私。
そしたらですね、なんと、
…黒毛和牛ステーキがですね、

めちゃめちゃ美味しかったんですよ(もちろん犬用…笑)。
「うっわ~♪これアポロに絶対食べさせたかったなぁ~!」
なんてことを思いながらも、
ちゃんと今アポロも食べてくれてるはず、ということを信じて、
私が綺麗に食べさせてもらいました。
ボッシュのフードも食べました(笑)。
ボッシュの品質基準は人間が食べても大丈夫なものになってるので、
結構安心して食べられるんですヨ。
食べながらなんとなくまた改めてアポロと会話…。
改めてこうして二人だけで向き合って喋ってると、
やっぱりアポロとの楽しい時間がたくさん思い出され、
そして、
それがもうこれから一切訪れないという現実にも気付かされ、
そこでまたアポロを前に号泣…。
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アポロとの食事も終わり、私はお風呂へ…。
「アポロ、じゃあパパさんお風呂入ってくるね」
アポロに声をかけながらお風呂に向かうんですけど、
でもなんだかやっぱりいつものクセが抜けなくて、
お風呂のドア開けっ放しで入っちゃうんですね(笑)。
トイレもそうです。ドア開けっ放し(笑)。
アポロとの12年間の生活の中で、
自分が思ってた以上に体に染み付いてしまったクセがあるみたいで…。
他にもたとえば、
手元から何かを落としてしまった時、
アポロに拾われる前に拾わなくちゃ!…って思って、
慌てて拾うクセが出てしまったり。
「あ、そうか…。アポロもういないんだ…」
なんて思った時、なんか涙が出てくる始末…。
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お風呂からあがって、さあいよいよ寝る準備。
時間は朝の5時。
今夜こそ本当にアポロと寝る最後の夜です。
布団を敷くと、そこにアポロの遺体をそっと横たえる私。
アポロのお腹だけには保冷剤を当てて、私はその横へ。
「いつもは人の顔にお尻向けて寝てるけど、今日は頭揃えて寝てもらうよ(笑)」
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何度も言いますが、
本当にまるで、ただ眠ってるような顔です。
しばらくそんなアポロの顔をじ~っと眺めて、
アポロとの楽しかったたくさんの出来事を少しずつ思い出す私。
「アポロ、本当に楽しい12年間ありがとうね…」
電気を消し、お礼を言いながら眠りにつきました。
片手でアポロの前足をギュッと握りしめ、
肉球の感触を確かめながら…。
「この体とはこの先もう、二度と触れ合いないのか…。むごいなぁ神様…」
アポロォ…。
アポロが先が布団に入ってるとさぁ、
布団がすごくあったかくなってたよねぇ。
アポロのぬくもり、あったかかったなぁ…。
今はもう冷たくて体も固くなっちゃったけど、
毛並みが顔に触れる感触はやっぱりアポロだよぉ…。
私はもう愛おしくて愛おしくて、
アポロの背中に顔を埋めたまま、もう涙が止まりませんでした。
最近は忙しくて、
正直かまってあげられる時間が少なくて申し訳なかったよアポロ…。
もっともっともっともっと、
まだまだまだまだ甘えさせてあげたかったなぁ…。
結局布団に入ってもなかなか寝付けずに(夕寝もしてしまったので)、
ウトウトしたのは朝の6時、もう外が明るくなり始めたころでした。
朝の8時にアラームをかけておいたので、その時間に起床。
「アポロ、おはよう」
アポロは当然眠ったままです。
外はものすごくいい天気で爽やかなのに、
なんか今ひとつ変な気持ちなのは、
やっぱり朝飛び跳ねて喜ぶいつものアポロの姿が見られないからでしょう…。
「さて、いよいよ今日は本当にアポロとのお別れの日だ…!」
そう気持ちを取り直し、アポロをまたそっと棺に戻し、
朝食、身支度の準備開始。
朝食もまたいつものようにアポロの分も用意しました。
「アポロ、新しい旅立ちだからね。しっかり食べてね」
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さて、今日の記事も少し長くなってしまったので、
火葬の話については、また次回の更新で…。
本当にたくさんのあたたかいお言葉ありがとうございます。
皆様に言われたとおり、食べるものもキチンと食べ、
体に気をつけて過ごすようにしています。
まだもうちょっとアポロとのお別れの話は続きますので、
もうしばらくお付き合いください。
SNSなどを含め、コメントをくださっている皆様に、
今の時点でまず一度感謝を申し上げます。
ブリンドルくんのママさん、kanaさん、小室さん、からすさん、国生先生、
アン母さん、frige5frigeさん、Abyさん、けんたろうさん、よりりんさん、
わんこみどりさん、ケビンパパの大塚さん、あこさん、りんの母さん、
ぷりんままさん、とんさん、あいわんずさん、パールママさん、
チェリーのママさん、フェアリママのゆうこさん、レイちゃんのママさん、
エディママさん、マー君の実家のHOTDOGさん、しんじさん、松本さん、
MARUYAMAさん、更井さん、平松さん、さんぱちさん、チビチャママさん、
kumaさん、ナナママさん、裕ママさん、でにぃさん、たかさん、
アポロ君のファンさん、リンク母さん、リトくんママさん、みーちゃん、
kabocoさん、おがわさん、やっぱり獣好きさん、バッハママさん、みーこさん、
うさこさん、うっかりママさん、猫の手&モモ☆アンさん、Koma Nahoさん、
ハナチョコさん、うっすらぱーこさん、びび母さん、こっちゃんママさん、
あゆみさん、grace☆♪さん、ねねママさん、くみさん、エルのお姉ちゃん、
かげとらさん、ひーこっくさん、ゆりこさん、イッチさん、ヴィーヴルさん、
つみきさん、Yukaさん、tohizukaさん、@tiara0920さん、Jojoさん、市さん。
ありがとうございます。
その他、コメントこそ書き込まれていなくても、
私や他の皆さんと同じ気持ちでブログを読んで、
アポロを偲んでくださってる皆様、
本当にありがとうございます。
アポロォ、もう皆さんのところには遊びに行ったかな?
中にはパパさんよりも泣いてる人がいるらしいから、
ぜひ会いに行ってあげてね(笑)。
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アポロ「ほ~~~~~~い♪」
◇お知らせ◇
アポロが虹の橋を渡ってからのご報告記事を、
「アポロ・メモリアル」というカテゴリーにまとめましたので、
こちらでまとめて読むことが出来ます。
■□■□■□■□■□ ■□■□■□■□■□
今までランキング応援ありがとうございました。
みなさまがいつも1位に押し上げてくださっていたことで、
たくさんの人がアポロのブログの存在を知ってくださり、訪問してくださいました。

アポロくんの素晴らしい食生活に、勝手にパパさんは自炊してちゃんと食べてるとおもいこんでいました。
まさかの毎晩立ち食い即席ラーメン!
アポロくん、パパ、意外と早くそっちにいくかもしれないよー。
って、ダメダメだめだよ!!
私のフェアリへの依存っぷり、溺愛っぷりに、呆れられること多数。
だけど、私、知ってるんだー。
上には上がいること。
証明できるよ。
愛して、常に考えてお互いに依存しあって何が悪い?と自信もって開き直ることができるほどのパパがいる。
それだけやっても、幸せだったかなって疑問をもってる。
そんなパパの子は幸せに決まってる。
パパも幸せに決まってる。
トイレだって、お風呂だって、高級レストランだって、映画館だって、もうずっと一緒だね。
またまた号泣しながら
記事を読んでます。
私も同じ~
今でも…ハッピー。って最初に…呼んで
あ~ハッピーは居ないんだ~と。
何かある度…呼んで未だに号泣。
アポロ君~
沢山の御馳走に…ビックリしながら
全部食べて~旅たったと。
そして~いつもパパさんの傍に
いつも一緒にに居ると思います。
悲しみや辛さ…一生消えないと想いますが。
アポロ君はパパさんの子で
とっても幸せです。
今までもこれからも。
また~来ます。パパさん…
お体大事にして下さいね。常に~アポロ君~
一緒にいます。
オレそんなに沢山食べられないよ!
アポロ君のそんな声が聞こえてきそうです。
我が家のみどりも7月に17歳で虹の橋へいきました。
今でもふとしたことで、みどりの視線や気配を感じます。
肉体は無くなってしまったけど、
魂は私の心の中で生き続けているんだなあと思っています。
アポロ君もパパさんのこと、今でも柱の陰から覗いていますよ。
そして、パパさんの心の中に話しかけていると思っています。
オレ、パパさんの子で幸せだったよ。ありがとう。
こっちは快適だし、友達も沢山できたから心配しなくてもいいよ。
って。
私達にも沢山の幸せを有り難うございました。
先生の作品にもアポロちゃんは残りますね
おやすみなさい、アポロちゃん
読んでいてまた泣きました。
アポロくんとパパさん、愛が溢れていますね。
そして、コメント書いた1人1人をブログに載せてくれてありがとうございます。
アポロくんいつもお洒落で真似してダウンを探してみたり、赤い首輪をうちの仔にもつけたりと犬世界のカリスマモデルでしたよ!
憧れの的。虹の橋を渡った所でもきっとカリスマモデルですね。
うちのパパさんは最高だったと自慢している事でしょうね。
ブログの読者さん。アポロパパさんと同じく、悲しい別れを経験されている方がたくさんいるんですね。読んでてせつない…。
ナナももうすぐ10才。お別れするのも遠くはないのかも知れません。日中は仕事に出ているので、もしかしたら最期を看とれないかも知れない…。
いろいろ考えちゃいますが、今は楽しく一緒に過ごすこと、それだけです。息子に手がかからなくなったので、ナナ+愛猫が子供のよう。かけがえのない可愛い娘達です。
アポロくんが亡くなっても大好きなブログであることには変わりません。お茶目なアポロくんは私にとって、永遠のアイドルです。
同じ愛犬を持つ者同士、いつか来るその時・・・
頭ではわかっていても、想像を超える喪失感だと思います。
ブログを通じて知り合うワンチャン達、会った事もないけれど本当に自分の家族の様な感じがします。
アポロ君、今頃どうしているんだろうなんて、ふとした時に考えたりします。アポロ君~大好きだよ!!
パパさん、どうかお体お大事になさってくださいね。
ブログ更新されててホッとしました。
そして読みながらまた号泣・・・
その後の詳細を書いてくださってありがとうございます。
すごく立派な祭壇ですね。ご飯やおやつがたくさんで、アポロくんびっくりぽんだね。アポロくんよかったね。
ハンバーグ一口咥えて「パパさん写真は?」って言っているでしょうね。
私もトイレのドアは開けっ放しの癖ついてます。
今のワンコはトイレまではついてこないのに・・・
それからベッドは隅っこで寝る癖ついてました。
一人で寝るベッドは辛かったなぁ・・・
アポロくんの身体は無くなっても、魂はパパさんの心にずーっといますよ。
経験者の一人として断言できます!!!
最後の写真・・・
アポロくんいつ私のところに会いに来てくれるかしら??
童顔で耳が立って私好みの可愛い子だからすぐにわかっちゃうよ!!
楽しみに待ってるよ~アポロくん!!!
安心感と悲しみが・・・
でも頑張って読みましたよ。
頑張って更新してくださっているから。
結果日曜の朝から涙ぐんでしまいましたけど。
この土日本当に寒さが厳しくて
一人の布団は冷たいだろうなと思っていました。
しつけの観点で犬は布団に入れないという方も
いらっしゃると思いますが
一緒に寝ているときの安心感は何物にもかえがたいと
思います。
そして私も眠れないとき肉球を撫でながら
「いつかこう出来ない日が来るんだ」
と強く思って心臓の鼓動すら悲しく感じます。
それでも現在ほぼ読者さん全員が
「アポロパパのママ」の心境だと思うので
しっかり元気に日々を重ねていくことが
パパさんの役目です!
写真を見るのは辛いけれど
こうして少しずつ私もお別れする気持ちに
切り替わっていけるのでしょうか・・・。
リビングに飾ってある水彩画を見ながら、涙が止まりませんでした。
パパさんが気丈にふるまっているのがまた悲しいです。
見守る事しかできませんが、パパさんがこの悲しみを乗り越えれよう祈っています。