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聴刻堂日乗

映画「ソフィア・ローレンだったなら」

「ソフィア・ローレンだったなら」
という映画を観た。

2021年のアメリカ映画。
監督はロス・カウフマン。
32分の短編ドキュメンタリー。

アメリカ人の年配のご婦人。
ナポリ出身の両親がアメリカに移住
して生まれた。

ソフィア・ローレンの大ファン。
何故ならソフィアもナポリ出身。

映画の中のソフィアも。
ソフィア自身の生き様も。
彼女にとって憧れの存在だ。

ソフィア・ローレンだったなら。
そう思って、苦しい時も辛い時も
乗り越えてきた。

アメリカは移民の国だ。
元々の故国への想いは格別だろう。
自分もアメリカに住めば、日本を
好きになるだろうか?

その時に憧れる俳優は誰だろう?
「ラストサムライ」の渡辺謙か。
世界のミフネこと三船敏郎か。
アカデミー作曲賞の坂本龍一か。
「戦場のメリークリスマス」にも
出ていたからね。

うーむ。
自分に重ねるのはどれも無理だ。
そう思うとこのドキュメンタリー。
なかなか大胆やねぇ。

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