今年読んだ本の振り返り、「社会」編です。
前回に「歴史」編があったので「現代社会」編
と言う方がええかもしれん。
この聴刻堂日乗でも書いたんやけど、
オードリー・タンの本を読んだのは今年の収穫。
米中対立が熱を帯びる中、台湾への関心は高い。
田口ひろみ氏「ケーキを切れない非行少年たち」。
そもそも認知能力が低く「反省以前」の人もいる。
矯正や更生ではなく、保護や支援が必要だという
筆者の主張はもっともやと思う。その一方で、
被害者の視点も忘れたらあかんとも思った。
長尾和宏氏の「痛くない死に方」。
尊厳死に関する本。
終末医療とか、緩和医療と言われる領域がある
ことを知った。老親についてではなく、我が事
として為になった本やな。
先日も書いたけど「般若心経」。色即是空や。
宗教としてでなく、社会知識として読んどるな。
このブログで「その4」まで続けたけど、
振り返ってみると今年も色々な本が読めたな。
また来年も面白い本と沢山会えるとええなぁ。