勉強にもなったGW

　テレビではどの曲も同じようなことばかり言っていて、ずっとみていると気が滅入りそう。
だから普段はあまりチャンネルをあわせないような番組をみている。
(情報番組をみていると、ママの口癖が「ほんとにいやねぇ。いつになったら終わるのかしら」となりそうなので、あえて情報番組を避ける)
　時代劇の再放送や古い映画。
必殺シリーズや、たとえば「愛と青春の旅立ち」など。
そして、それを結構楽しんでる。

　昨日ははじめて「100分de名著」をみたら、松本清張さんスペシャルだった。
すると、今日はちょうど紹介されていた「点と線」を放映していたので、(途中からだになったけど)観ることができた。
(これは10年以上前のものね、出演者がみんな若いわー)

　「100分de名著」の松本清張氏作品の紹介を聴いてからだとドラマの楽しみ方がちがった。
つねに社会問題を背景にしつつのストーリー。
作品がうまれた時代背景。

　調べてみると、幼少時代は決して恵まれた環境ではなく、尋常高等小学校しかでておらず、仕事も生活のために転々としなければならない環境。
社会問題を扱う大作家だから、一流大学で学問や論争に多くの時間を費やしたのだろうと勝手に思ってた・・・

　それにしても、「点と線」の汚職と権力者の仕舞かたは最近の森友問題を思い浮かばせて、権力にまつわる問題とその結末は不変なのだろうか・・・と人の業とか欲とかを考えてしまった・・・勉強になったこのGW。

#松本清張　#100分de名著