〜かたることばが歌になる風になる〜

合唱団の練習おさめと忘年会

土曜日、合唱団の今年最終の練習と忘年会があった。
私も含めて、ピアニストも色々忙しい人が多いので練習を休むことが多い。
ピアニストが来ている時にその担当曲が歌える。
今日は恵子ちゃんが来ていたので、宗左近氏の詩を集めて林光さんが作曲された「いつも風 流れる川」を練習した。
「女声合唱団風」のホームページの「練習日記」に今日歌った「水のなかに」と「夜があけない」について書いた。

練習後は練習場から歩いて数分のところにある「ボーノボーノ」で忘年会をした。
香草とたこや小エビの入ったものをタラコとマヨネーズ的なソースであえたサラダ。
焼きサバの乗ったお米のサラダも美味しかったし、ハチノスという牛の胃袋をトマトソースのようなソースで煮込んだ「トリッパ」?は、ホルモンだが癖はなく、歯ごたえはあったがコクのあるソースが美味。
青ジソとねぎの入った和風ソースのパスタ。和風だが、そこはイタリアンの隠し味があると思うが我が家でも作れそうだ。
薄い生地のピッツァは、生地がパリッと焼けてホロホロと崩れるくらいで、焼き立てはほんとに美味しい。
色々なイタリアンディッシュを先生が注文されたイタリアワインの赤と一緒に食する。
私はアルコールがダメだが、それでも少しずつなめるように頂いた。ほんの少し甘みのある渋めのお味。
最後にデザートは、柿の入ったグラタン風プディングをコーヒーと頂く。カスタードクリームは、柿とパイナップルの入ったフルーティーないい香りで、表面のキャラメルを軽くパリパリに焼いていて香ばしかった。

お店はあまり大きくないので3つのテーブルに分かれて、私は先生と一緒の8人のテーブル。
先生のご実家は、おじいさんの時代から京都の西陣織の仕事を生業とされていたそうで、でもその家業を継ぎたくなかったとのこと。
高校?(旧制中学?)のころ、友人のところでシューベルトの歌曲を聴いて、この世にこんな美しい音楽があるのかと感動してどうしても音楽の道に進みたいと思ったそうだ。
そこからピアノも習い、1年間は師範学校で教鞭を取りながら音楽を勉強された。学校のピアノが練習に使えたからだそうだ。
「音楽を勉強するなら上野(現東京芸術大学)と決心して受験したら受かってしまったんだよ。これで京都を脱出できた」と(笑)
小さい時からピアノなど専門的に音楽の勉強をされていたのではないと知って、先生の耳(音感)の良さや、才能の高さにちょっと感動。
学生時代のエピソードには、往年の音楽界の有名人の名前がたくさん出てくる。もちろん林光さんも。
そういう方たちとのコンサートでのことなど、本当にいい時代のお話をいっぱい聞くことができた。

かなり寒い一日だったが「風」のメンバーとの温かいひと時で今年の練習おさめとなった。

活動を終了した「女声合唱団風」のこと、「コーラス花座」のこと、韓国ドラマ、中国ドラマなど色々。

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