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〜かたることばが歌になる風になる〜

デジタルピアノ

3月に開かれる「お楽しみ会」のリハーサルがあって
1年ぶりにスタジオのピアノを鳴らしてきました。
昨年は「愛の讃歌」を歌い、ショパンの「別れの曲」を演奏しましたが
秋頃からバタバタと慌ただしかったせいか
1年の経過の早さを痛感しています。

予定より少し早めに着いてピアノを弾き出そうとしたら
弱音ペダルを設置しているかのような、小さくてくぐもったような音。
スタジオの管理をしているお嬢さんも、いつものピアノが
急に訳わからない音色になって訝っています。

最近私は、電子ピアノ購入のため
楽器というよりはIT機器のような仕様のピアノの情報を
カタログで少し齧っていたからでしょうか、アコースティックのピアノにも
後付けで、何か特別な仕様が施されているかもしれないとフッと思って
ピアノの下を覗きこんでみると
普通のピアノには無い木製だけれどレバーのようなものが見えます。
これが弱音にしている正体かもと、手前に引いてみたらやっぱり
霧が晴れたかのような、風通しの良い音色に戻りました。
後から来た敬子さん曰く、昨年にはなかった弱音機を着けたとか。

予てより予告の「献呈」(リスト)を練習していると
次の順番で練習することになっていた
ほそみっちゃんの妹さんが少し後から来られて
昨年、帰りにこの曲をリクエストしてくれた方ですがほそみっちゃんからは
私が弾くことを聞いていなかったので大感激した様子で大喜びです。
私も演奏冥利に尽きるというのか
当日は満足してもらえるように弾きたいと思う気持ちを強くしました。

出だしの部分の一部ですが、広がりが違うスタジオの響きでお聴き下さい。
  
この後私が電子ピアノを買うという話をすると
敬子さんにも習っていて、趣味とは言えとてもピアノがお好きなようで    
何と!Shigeru Kawaiのグランドピアノが欲しいのだという。
  
結局二人とも一緒にショップに同行でした。    
昨年から頂いていたカタログで、目ぼしい無難なところを考えていましたが  
指弾してみることはほんとに重要。 
  
店長の山路さんが、ショップに展示している防音室の中に置いている  
NOVUS5Sというデジタルピアノの指弾を勧めてくれて  
これで私はノックアウト 
    
グランドピアノには及ばないものの    
アコースティックのアップライトのようなタッチと音色。
気品と存在感のある「漆黒」という表現がふさわしい    
アップライトピアノのようで、それとは違った佇まいのデジタルピアノ。  

 
私は決してカワイの回し者でも何でもないですが    
弾いて聴いて「目から鱗」。
昨年の「ショパン国際ピアノコンクール」でお披露目された   
Shigeru Kawaiの出現以来、Y〇M〇H〇のピアノから    
密かにこのピアノに買い替えるという  
ピアノの先生(この音楽教室の先生も)が激増とかで  
妹さんが欲しいと言っても在庫が無いとか。

私が購入することになったNV5Sの在庫も品薄らしく   
デジタルピアノに凝っている、某ピアニストさんからもお墨付きを頂いたとか。
マンションに届いたら、3月の本番まで練習し尽くしたいと思います。
  
ショップでは、山路さんから勧められて
柔らかく明るい音色の Shigeru Kawaiも指弾させて頂きました。     
    
  
昨今のお家事情もあってのことから進化したという    
デジタルピアノの見学と指弾の楽しいひと時。  
夕食のような時間に三人で昼食した後お別れしました。
  
引っ越しが迫っていて、不用品引き取りやら引っ越しの荷づくり等で    
寝て翌日起きても、腰のだるさや両脚の痛みやが残っている日々。  
駅から歩くのがかなりしんどかったですが、それでも家々の灯りが温かく  
ワクワク感いっぱいの中帰宅しました。
    
引っ越しまであとわずか。頑張ろう

活動を終了した「女声合唱団風」のこと、「コーラス花座」のこと、韓国ドラマ、中国ドラマなど色々。

コメント一覧

chorus-kaze
カンサンさま
コメントありがとうございました。
スタインウェイは、万能なピアノですが
一昨年のショパンコンクールで、ピアニストの方が選ばれた
ファツィオリとか、Shigeru Kawaiの出現で、ショパンの世界を
柔らかく、明るく、軽やかに表現してくれたという印象を持ちました。
時代と共にピアノもドンドン進化していきますね。
takan32
chorus-kazeさんへ、私のブログにいいね!をありがとうございます。きようのコンサートには大阪府出身の児玉麻里さんがご登場でした。ベートーヴェンのビアノ協奏曲 第3番もシューベルトの"ザ グレイト"も迫力ある演奏でした。
ピアノもいろいろ進化しているんですね。きょうのビアノ協奏曲の時のピアノはスタインウェイ & サンズでした。
chorus-kaze
sunnylake279さん
いつも応援ありがとうございます❣️
アコースティックピアノも、漆を何度も重ね塗りしていて
きつい衝撃だと傷は付きますが、ちょっとぐらいでは剥がれないぐらいに
塗装されてはいますが、このデジタルピアノの黒は
現代を象徴しているような、かっこよさというのでしょうか。
モダンな黒なんです。惹き込まれました。

鍵盤も少し奥に長くて、指が突き当たる感が少ないです。
これからは演奏したものを、ピアノの中に保存できるので
ブログアップにも雑音がなくてクリアに入るのでしょう。
やっぱり現代の楽器ですね〜(o^^o)
sunnylake279
おはようございます。
とても素敵な演奏ですね。
優しくて軽やかで、聴いていてすごく心地よかったです。
漆黒の電子ピアノ、上品で高級感があっていい感じですね。
何より弾き心地が良いのが大切ですよね。
引越し準備、どうぞ無理されませんように。
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