都電荒川線で行く小さな旅。
今日は町屋で降りてみました。
そういえば、太田センセイも似たようなことしてたよなぁ。
あの名作、
居酒屋道楽 (新潮文庫)(2006/05)太田 和彦商品詳細を見る |
で、「都電に乗って居酒屋へ」ってチャプターで、町屋に来てたもん。
けれど、「どぜう 町屋名物どじょっこ」っていうのが、どこにあるのかわからなかったので、
こちら↑を参考に、
もつ焼“小林”さんにお邪魔することにしました。
暖簾に“もつ焼”とあるけど、ここでは、
もつ煮をたのまなければいけない。
では、『グルメ居酒屋』を引用してみましょう。
*その昔町屋には、大鍋に豚もつを刺した串をたっぷり入れ、客はそこから好きな煮込み具合の串を取るというスタイルの店が多かったという。
そんな町屋スタイルを今に受け継いでいる貴重な店が、ここ小林だ。常連客ともなると、自分好みの煮込み具合のもつが鍋のどこに入っているか熟知しているというから恐れ入る。また煮込みとともにはずせないのが、つけ麺525円。もつ煮の煮汁を使った汁で食べるつけ麺はバカウマ。
※注:現在つけ麺は580円です。
煮込みは一皿5本で450円。それに煮玉子90円はお忘れなく。(このタレにタマゴが、見事に合います)
もつは焼きも出来るけど、ぼくは〆に、やはりつけ麺をいただきたい。なので今日はがまんの熊。
『グルメ居酒屋』では二代目(現在は三代目が立っています)がにっこり写っている写真には、キリンのラガービールが写っていますが、今はスーパードライなので、ドライビールの嫌いなヒトは要注意。
なので、
ぼくはいきなり酎ハイ350円をいってみました。
ガツ刺しは、生姜で。
サイドに、
マイウーなお新香。
となりの客は美味しそうなもつ焼きを食べてます。
かしら、はつ、しろ、たん、ればーがセットのようです。
美味しそうだけど……ひとりで来たぼくは、そんなに食べられません。
なぜならば、
らーめん探検熊でもあるからなんです。
これはうまい!
こんなつけ麺、今まで食べたことがありません。
串の煮込みで有名なのは(あくまでも個熊的に)「大阪屋」@門前仲町、「元気」@月島、「千福」@勝どき、です。
実は「大阪屋」でも、煮込みのタレを利用した、うまうまのものが存在します。
そのうまうまの○○スープが突然飲みたくなりました。
よし、これから行くか?
でも、お腹がポンポンら~。
またくるね、小林さん。
この“小林”のすぐ近くに、
こんなラーメン屋さんがあったんだけど、今食べたばっかだしなぁ。
散々後ろ髪ひかれたけど、ちんちん電車で帰路につきました。
都電荒川線には、「熊野前」って駅もあるから、今度散策してみようかなぁ。
本日の脳内JAZZは、
The Wes Montgomery Trio(1991/07/01)Wes Montgomery Trio商品詳細を見る |
から「JINGLES」をどうぞ。
【くりす的全国名酒場紀行/小林】←詳細