中華街ランチ探偵団「酔華」

中華料理店の密集する横浜中華街。最近はなかなかランチに行けないのだが、少しずつ更新していきます。

大正ロマン「はいからさん」で塩鮭定食

2006年06月28日 | 中華街の非中華料理
 「はいからさん」は、大正ロマンを“ウリ”にしたお店で、「桃源邨」の上にあります。2階がカフェ、3階は居酒屋です。
 白とこげ茶のツートンカラーで統一された店内を、矢羽根模様の着物に紫のハカマを履いた女店員が動き回っていました。ギヤマンのランタンやステンドグラスのスタンド、レトロなシャンデリアなどをあしらい、大正浪漫の雰囲気を演出しています。テーブルに置かれたシュガーケース、これがオルゴールになっていて、ふたを開けたら「宵待草」が流れてきました。
 昼時はカレーライスやハヤシライスもありますが、お勧めは和定食です。今日のメニューをみると、鮭の塩焼き定食(680円)、鶏の照焼き丼(850円)、カツレツ定食、味噌カツ丼(880円)、冷やしタヌキ(730円)、ざるソバ(580円)などでした。
 味噌カツにも食指が動きましたが、ここはオーソドックスに鮭の塩焼き定食を注文。運ばれてきたのが、これ。鮭はかなり塩がきいていました。大根おろしがそれを中和してくれますが、大正時代の肉体労働者向きではないでしょうか。
 味噌汁の左側は煮豆。なかなか懐かしく美味しかったです。その左が漬物と煮物。ご飯はお代わり自由ですが、減量中の身ゆえこれ1杯にしておきました。
 なかなか食べることのできない中華街の和食。以前は「一五一亭」や「ベティ」、「オレンジ」など重宝したものですが、最近はずいぶんとお店が減ってしまいました。ここ「はいからさん」がもう少し安く、そして泥臭いメニューを出してくれるとありがたいのですが…。

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