久々に「愛香楼(あいかろう)」でランチをいただいてきた。 ここは以前、「やむちゃ厨房」という名前でやっていた店であるが、3年ほど前に店名を変更してリニューアル。現在は“広東創作中華”を看板に掲げ、ちょっと変わったメニューを提供している。 この日のランチメニューは… 週替わりランチ:若鶏の唐揚げ黒酢ソース(720円) 麺ランチ:ネギチャーシュー麺(720円) 日替わり石焼ランチ:叉焼石焼(720円) 週替わり石焼ランチ:野菜オムレツフカヒレあんかけ(890円) 石焼炒飯ランチ:蟹肉入り青菜炒飯(820円) 季節限定ランチ:色々野菜入り雑炊(890円) これを見て「…ん?」と思ったのは、その値段。ちょっと前までは週替わりランチは630円だったはず。90円の値上げが行われたようである。 逆に麺ランチは100円も値下げしている。 まだまだ試行錯誤を繰り返しているのだろうか。 それはさておき、この日私が選んだのは野菜オムレツフカヒレあんかけの石焼ご飯。 待つこと10分。愛想の良い小姐さんが、ジュージュー音をたてている鍋を運んできた。あんかけ部分はフツフツと気泡が沸きあがっている。まるで地獄谷温泉のようだ。というよりも、ヘドロの堆積した川の底から発生するメタンガスか…。 まずはオムレツなる部分をひと口すくい取って試食する。アツアツでトロトロの玉子の中から出てきたものは、なんとオクラと三つ葉。オクラのネバネバ感と、三つ葉のシャッキリ感が、半熟状態の玉子と連帯して絶妙の味わいになっている。 そこにフカヒレあんかけも参戦してきて、口中は美味しさのバトルロイヤルだ! このあんかけの中に入っているトマトの酸味が、濃厚になったオムレツの味に変化を与えている。そしてトッピングされているトビコ。このプチプチ感が嬉しい。 皆さん、暇なときにやる気泡緩衝材潰しがあるでしょ。あれと同じ。奥歯でトビコを一粒一粒、噛み潰していく作業が楽しい。 ご飯を掘削していくと、地底から「おこげ」が現れた。パリパリで香ばしい塊りにフカヒレあんかけを絡めると、これは擬似おこげ料理となる。 中腹の白いご飯部分とオムレツを一緒に食べれば「オムライス」。トロトロの玉子を混ぜれば「玉子かけご飯」。全部をかき混ぜてドロドロにすると、これはオジヤか雑炊だ。 一食で様々な料理が味わえる不思議なランチであった。 私がこの店を気に入っている理由の一つは、ランチタイムは完全分煙であること。ドアを開けると、真っ先に「タバコを吸うかどうか」を聞かれる。 それに対する答えによって、タバコの煙が嫌いなお客さんは手前の4卓に、喫煙者は厨房と通路を挟んだずっと奥の部屋に案内されるのだ。 もう一つ、ここの良いところは、ポイントカードで還元されるサービスの割合が高いこと。飲食100円につき3ポイントが付く。これを貯めて100ポイント以上にすると、1ポイントにつき5円の割引が受けられる。15%の還元率なのだ。本当なのかなぁ…。でも、まあ、そう書いてあるから、そうなのだろう。 いずれ、100ポイント貯めてみれば分かるはず。その報告はしばらくお待ちを。 ←素晴らしき横浜中華街にクリックしてね |
一人分からあるようなので、ちょっと興味を持って見ています。
ランチの値段ですが、10月中旬の手持ちデータではすでに720円になっていましたよ。
私も鍋の貼り紙を見ました。
そのうち食べに行ってみます。
酔華サンのお気に入りですから、いわずもがなですね♪
懐かしいです☆いつも石焼ランチを食べてました。
酔華さんはいつもおいしそうなものを食べてて
ウラヤマシイです(^v^)
美味しいです。ご飯と混ぜ混ぜすると、一層美味しくなります。
杏仁豆腐もイケるよ。
新規開拓店とか、初めてのメニューとか、
結構、「ん?」というのもあります。