中華街ランチ探偵団「酔華」

中華料理店の密集する横浜中華街。最近はなかなかランチに行けないのだが、少しずつ更新していきます。

赤レンガの「日東倉庫」が解体されています

2015年01月22日 | レトロ探偵団

 旧三井物産ビルの裏にある「日東倉庫」が解体されています。

 これを撮影したのは1月19日で、コンビニの「スリーエフ」と朝日会館の間にある小さな駐車場から眺めてみました。

 工事用の囲いや駐車場のフェンスが邪魔で、ほとんど作業風景を見ることはできません。

 どうしたら全貌を見ることができるか……

 いい場所はないものだろうか……
 
 いろいろ考えを思いめぐらしていたら、ハタと気がついた場所がありました。


 以下はそこからの撮影です。
 別に立ち入り禁止のところではなく、誰でも自由に入れる建物から写したのです。 

 






 建物はコンクリートとレンガと木造の混合建築だとか。

 柱は鉄筋コンクリートのようですね。


 そして壁はレンガ造。
 床は木製みたいですね。


 また一つ、貴重な建築が解体されてしまいました。

 残念ですねぇ…


 さて、こちらは中区役所とザイムの間に建つ旧労働基準局。
 昭和3年に日本綿花(株)の倉庫棟として建てられた建物です。昭和20年には米軍に接収されましたが、同39年から神奈川労働基準局として使われてきました。


 こちらは保存活用するべく耐震補強工事が行われていましたが、そろそろ完成するようで、工事用の仮囲いが外され始めています。


 この倉庫棟は隣の事務所棟(旧関東財務局)と比べて、歴史的建造物としての価値が少ないということで解体が噂されていましたが、なんとか残す方向で決まったようです。
 
 施工業者は渡辺組!
 旧日本綿花横浜支店倉庫を設計したのが渡辺節建築事務所

 同じ渡辺ですが、両者に関係はあるのでしょうか?
 
 

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コメント (4)    この記事についてブログを書く
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4 コメント

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Unknown (管理人)
2015-01-23 00:08:52
>馬の骨さん
消しゴム。。。
面白い言い方ですね。
返信する
Unknown (管理人)
2015-01-23 00:07:11
>吉継さん
残念ですが仕方ありません・・・
返信する
時の消しゴム (馬の骨)
2015-01-22 13:51:32
日東倉庫が、いかに歴史的価値が無いからと申しましても、
時代の流れをサラリと消しゴムで消してゆくようで誠に情けないです。
まさに、没法子!
返信する
嗚呼 (吉継)
2015-01-22 11:27:00
この前赤レンガ遺構の保存でホッとしたのにこの日東の倉庫は、ひょっとしたら日本の生糸産業発展の遺構という点では昨年世界遺産に登録された富岡製糸場と負けず劣らずの近現代史的な意義がある遺構だと思うのですが、残念ですね。
返信する

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