中華街ランチ探偵団「酔華」

中華料理店の密集する横浜中華街。最近はなかなかランチに行けないのだが、少しずつ更新していきます。

慶福楼市場通り店がオープン

2008年12月23日 | 中華街(市場通り)

 市場通りの「菜香」跡。昨晩、店の前を通ったら、オーゴンカープさんの予想どおり「慶福楼」ができていた。こちらは別館とか新館ではなく、市場通り店というそうだ。

 店頭には各界から贈られたお祝いの花がずらりと並んでいた。どこから届いたのかと気になり名札を覗くと、「龍門」「敦煌」「龍華楼」などの名前が見えた。「龍門」はご近所さんなので分かるが、「龍華楼」はどういう関係なのだろうか。

 その周りを大勢の女性たちが取り囲み、何本も花を抜き取っていた。
 「な、なんてことするんだっ」と心の中で叫んでいたら、店の中からお姐さんが出てきて、
 「好きなの、持って行ってね」

 そうなのか、このお祝いをみんなで分かち合おうということなのか。しかも展示期間が終われば、あとはゴミになってしまうので、通りがかりの人々に花のお裾分けをしてくれているんだ。


 祝い花の反対側には、これまたお祝いのビールケースが山のように積み上げられていた。
 「おいら、花はいらないけど、こっちなら欲しいな。1本お裾分けしてくれる?」
 “ダメもと”と思ってお姐さんに聞いてみたら、やっぱりダメだった。そりゃ、そうだ。

 みなさん、花は抜き取ってもいいけど、ビール瓶はだめですよぉ。


 関帝廟通りの「大徳堂漢薬局」の工事も完了間近。中華風のファサードが出現してきた。とうとう、ここも中華料理店になってしまうのか、と嘆きつつ上を見上げると、


 なんだ、こりゃ!?
 「大徳堂漢薬局」のままじゃないか。
 まるで中華料理店のような漢方薬局にリニューアルしたのか?
 と、不審に思い、看板の裏側に回ってビックリ。


 中国料理「高華楼」とある。
 やっぱり中華料理店になったんだ…。
 でも、漢方薬局も残っている。

 ということは、ここは薬膳料理の店になるのだろうか。
 それとも、単純に2店舗同居のビルということなのだろうか。
 
 う~ん


 再び市場通りに戻って、こちらは旧ゲームセンター跡。ここが閉店してから何も動きがなかったのだが、昨晩見たらこんな風になっていた。
 洋品売り場になっていたのだ。洋服が路上に並んでいるが、建物内にも展示されている。

 こんな光景、どこかで見たことあるなぁ、と昔の記憶を手繰っていったら、


 これだった。これは昨年5月頃の関帝廟通りである。立体駐車場の前で婦人用品を売る店(?)。なんだか、これと似ているではないか。
 ちなみに、ここでは今、7階建てビルの建築工事が進められている。右隣に見える白い建物は、例の「大徳堂漢薬局」。


 市場通り門の脇に門松が出ていた。

 実は、この市場通りのずっと先、「萬来亭」の向かい側に、門松を制作する人がいて、時期になるとこれらが林立して壮観だったけど、最近はどうなっているのかなぁ。



 夢はあるけど
 金はない
 夢は逃げないけど
 女は逃げる
 そんな あなたに ロックウェルズ

 西門通りにある素敵なバー



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2 コメント

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看板 (本須)
2008-12-23 20:36:53
「大徳堂漢薬局」跡の看板ですが、
今日見たら両面とも「高華楼」になっていましたよ。

「大徳堂漢薬局」は太平道の方にすでに移転していますし、
この建物は中国料理店だけで使うのではないでしょうか。
返信する
なんと (管理人)
2008-12-23 21:10:05
◇本須さん
そうですね、移転したという貼り紙を見ていたので、
おかしいな、と思っていたのですが。

私が見たのは、看板張替え中の状態だったのですね。
返信する

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