香港路と中山路を結ぶ小さな路地に、中華料理店が何軒かある。 以前、この一画には「梅蘭」しかなかったのだが、ここ何年かで3軒ほどが新しく開店した。 最初は中国工芸品を扱う「福民公司」跡にできた「龍華楼」。 その後、スナック「Sugi」の跡に「新福記」が開店し、さらに今年になってから、その隣の「京華飯店」跡に「麒麟閣」がオープンした。 さて、この「麒麟閣」と「新福記」のランチに、黒酢すぶたが同時に出ていたので、2日にわたって食べ比べてみた。値段はどちらも630円である。 冒頭の写真は「麒麟閣」の黒酢すぶた。タレの色はそれほど黒くはない。味の方もその色合いと同様にかなり穏やかで、どちらかというと“アッサリ派”向きだろうか。 野菜類は少し火が通り過ぎていたが、お肉はちゃんとした豚肉を使用している。脂身が多かったり、中がスカスカだったりということはよくあることだが、ここのは完全な肉の部分だ。それも15切れほど入っていた。 ただ、ほかのメニューと同じように、ボリュームがありすぎるかもしれない。 海苔のスープ。こちらは“薄毛派”好みかも。頭からかぶってみたくなる一品である。 食後の杏仁豆腐は、ごく普通のもの。可もなく不可もない。 翌日食べた「新福記」の黒酢すぶた。タレの色は相当に黒い。お味の方も醤油の自己主張が強くかなり濃い目。これは“コッテリ派”の好きな一品だろう。なかなか美味しかった。 ただ、野菜の火加減、肉の揚げ加減ともちょうど良いのだが、お肉が少々脂身っぽいのが残念だった。 食後の杏仁豆腐。トロトロ、フワフワで美味しい。余計なフルーツなども入っていなくて、私の好きな杏仁豆腐である。 さらにサービスでスイカが出た。私が「酔華」だから出てきたのではなく、今の時期はお客さん全員にサービスされている。 何気ない一品であるが、こういうのが嬉しくなる。 ←素晴らしき横浜中華街にクリックしてね 「ハマる横浜中華街」情報はコチラ⇒ |
そうですね。
そんな仕切りができそうです。
ご飯のオカズなら「新福記」。
中華街で酢豚とかって宴会のコースでしか食べたことないかも・・・。
この路地では、龍華楼も入れて3軒で一塊という感じですね。
お互いに切磋琢磨してほしいです。
両方行けるご近所勤務の方が羨ましい限りです。