昔懐かしい広東風酢豚＠隆蓮

ここ「隆蓮」の料理は穏やかで優しくて、なんだかホッとする味付け。 　しかもボリューム的にも、多からず、少なからずで、腹八分目。 　健康にもいいランチである。 　先週はこんなのが出ていた。 　「昔懐かしい広東式酢豚」。こういうメニューを見ると、予定を変更してでも入りたくなっちゃうんだよね。 　お値段がまた、敷居の低い低価格設定。 　スープとライスがついて５００円だ！（数量限定） 　 　この酢豚、まず野菜の火の通り具合が絶妙。中華街ランチで酢豚というと、玉ねぎが生っぽかったり、クタクタだったりというお店がよくあるけど、ここのはシャキシャキ感が少し残っていながら柔らかく、素材の甘味が十分に引き出されている。 　 　そしてお肉がまたいいのだ。中華街ランチで酢豚というと、豚肉が脂身だらけだったり、コロモで増量していたりというお店がよくあるけど、ここのは脂身はなく、薄いコロモもそれ自体が美味しい。 　極めつけは甘酢。甘さと酸っぱさが程よいバランスで、私の好きなお味である。この餡だけでもご飯が食べられてしまう。　 　 　５００円の限定ランチには杏仁豆腐が付かないのであるが、この日はサービスでいただいた。 　あちこちでフワトロがブームになりつつあるなか、昔ながらの手作り杏仁豆腐といったお味。これはこれで美味しい。 　別な日にいただいた「白菜と春雨の五目煮込み」。 　スープ・ライスのほかに焼売と杏仁豆腐がついて６５０円。 　優しくて穏やかで、ゆったりとした気分にさせてくれる一品だった。 　心を鎮めてくれるBGMもいい感じだ。 　難点は、その日の日替わりランチメニューがどんな料理なのか、店の前まで行かなければわからないということ。 　でも、「ここのランチならなんでもいい」という人には問題ないけどね・・・。 　 　 ←素晴らしき横浜中華街にクリックしてね