鄭容順の直言!

日頃気が付いたこと徒然に。

本当はもっと書きたいのに睡魔である。

2006-05-15 22:16:48 | 直言!
電車の中で感じたこと
今日は鶴橋まで出かけて通称、御幸森コリアタウンの近くに仕事ででかけた。
近鉄奈良駅から難波行き快速急行に1時過ぎにのった。
風邪薬を飲んでいるので体はけだるいし眠い。たとえ10分でもウトウトと寝てみたいがよほどのない限り寝ることはできない。
ただ目をつむっているだけである。
いつもは1番後ろの車両に乗るのに後ろから2両は小学校の遠足帰りに占領されてしまった。こんなにうるさい車両は苦手だと思って後ろから3両目に乗った。
けっこう若い男女が多い。空くと座る人もいたが立っている人もいた。
そして西大寺から乗ってきた40歳前後の女性2人連れ、1人の足元が目立った。初夏の季節、思い思いのファッションに色とりどりである。
しかしその1人の足元は韓国で売られているセットン(5色の色彩)の柄だった。
ビニールか布なのかじっと見たかったがなんか悪いような気がして見ることができなくてチラチラとみていた。
私がかってに推理をした。
たぶん韓国旅行に行ってお土産でかってきたのだろう。
あの靴を韓国でみると色彩が鮮やかで色彩に興味のある人はセットンの配色に見せられる。
白、青、黄色。黒、赤と5色、これを基にして食事の色彩の配色もされている。
在日韓国人だったら表に出るときはかばんの中に入れてもっていく。
違う。国籍の違うことで排外されてきた日本社会に自ら違うと言うことを出さない。
違うことで排除されてきた自分との戦い、しなくてすむならしたくない。
日本人だったらこれは韓国のお土産と心の整理ができているから屈でも何でもはける。
今でもそうだ。
在日同胞の結婚式や韓国のイベントのときは民族衣装を風呂敷に包んで持っていく。けっして家から着こんで電車を乗ったりしない。
持って言って会場で着替える。
これを見ていた韓国政府派遣教師たちは「どうして家からきていかないだろう。みんな風呂敷に包んでいく。これはおかしい話だ」と言った。
韓国から見ると在日同胞が民族衣装を着て堂々の町の中を歩くことはできない。
2世は1世の真似ができない。
1世は民族衣装を着て日本の町の中を歩いた。民族衣装が正装でチマチョゴリに誇りを持ってきていた。
それを見て育った2世、生まれたときから日本、オモニの違う衣装に子どものころは嫌だった。しかし1世は心の曇りもない民族のプライドは民族衣装を着ることができた。
1人で考えていると鶴橋に到着した。その2人連れも降りていった。
異文化が電車の中で見え隠れしてもみんな何事もないように電車にのっていた。
私1人がへんにこだわっているのかもしれない。
電車の中の履物に時代のうつり変わりにどちかというと若者たちが早く着いていっている。
若者たちのなんのこだわりもなく異文化交流をできる。このことの大切なことを見るようなおもいだった。
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