2017年10月20日(金)-23日(月)
ギリシャから帰国して1週間後、
急遽、モンゴルへ4日間、行く事になった。
その訳は後ほど。
10月20日(金)
14:40 成田空港発 モンゴル航空
19:10 モンゴル・ウランバートル/チンギスハーン国際空港着
バスでホトゥラ・ツーリストキャンプへ
10月21日(土)
乗馬トレッキング 6時間
10月22日(日)
遊牧民宅訪問
ウランバートル観光
ガンダン寺・ザイサンの丘・スフバートル広場等々
ウランバートル・フラワーホテル泊
10月23日(月)
7:55 モンゴル・ウランバートル/チンギスハーン国際空港発
13:40 成田国際空港着
今回初めて乗る、モンゴル航空は、成田空港を40分遅れで離陸した。
3列シ―トが2つの小さな機体は、満席の状態で約6時間の移動となった訳だが、
テレビ画面もなく読む物もなく退屈な時間であり、途中から暖房が効きすぎ暑かった機内。
現地時間19:50 摂氏0度
モンゴル・ウランバートル/チンギスハーン国際空港は、とても小さな空港。
どんなに寒いのか?と思いきや、空港の外に出てみると、寒さは全く感じなかった。
モンゴル紙幣
ウランバートルから車で30分も走れば、舗装道から凸凹道となり外灯すらもなく、空港付近の様な明るさは全くなくなった。
モンゴルの大自然の中、荒涼とした原野が広がり、遊牧民と家畜の村へと入ってゆく。
特に標識らしきものもなく、目印になるようなものもない訳だが、運転手さんは勝手知ってる地元民、
迷う事もなく車のヘッドライトの明かりを頼りにキャンプ地へと、我々を運んでくれた。
本日は、
人生初、遊牧民のゲル生活体験。
ゲルの中に入ってみると、中央に蒔きストーブが置いてあり、その周りにベットが4つ置かれていた。
外観から想像するより中は意外と広く、部屋の中は暖まっていました。
暖かいと言うより暑かったが。
夜中、寒くて目が覚めてみると、薪ストーブの火は消え、パラパラとゲルの天井に落ちる雪の音が聞こえた。
トイレに行くために外に出てみると一面の銀世界。
寒い訳だね。
防寒着を着て持参したNasaのプレミアムシ―トにくるまり再びベッドの中へ。
10月21日(土)
6時過ぎ現地の人が、薪を持ってストーブに火を点けてくれた。
ゲルの中は、あっと言う間に暖かくなり、快適というより徐々に暑くなってきた。
9:00 レストランハウスで朝食。
外は小雪から小雨へ。
小雨でも、乗馬するんですか?
はぃ、乗馬しなければ他にやることもありません(*´Д`)=з
左 現地添乗員さん、 真ん中 遊牧民の方、今回の馬はこの方の飼っている馬。
馬に騎乗する前に、馬の乗り方、注意事項の説明を受ける。
一人、一人 、馬に乗ります。
緊張します。
落馬したら、どうしよう!と、一抹の不安を抱きながら、馬の背へ。
馬に拒否されることなく、騎乗。人生初体験。
普段、山に登ってると良く耳にする「馬の背」だけど、今回は本物の馬の背だ。
鞍の上とは言いつつも、安定感がなく、こんなに乗り心地が悪いものなのかと。
手綱を握り前進・・・、トボトボと進んでくれる。
良かった、良かった。
途中、牧草を食べようと頭を垂れると、そのまま滑り落ちていってしまいそうだった。
手綱を引っ張り、だめぇ~って。
辺りは、地面も空も真っ白で小雪が舞い、ただただ寒いだけだ。
落馬しないように、しっかり手綱を握りしめてる自分の姿が笑える。
雲の隙間からゴツゴツした岩山が所々から姿を現す、水墨画の様な幻想的な風景が印象的だった。
キャンプ地から1時間半ぐらいの場所で、休憩。
馬から降りると足が固まっていて、カクカクしていた。
帰りは車で帰りたいと口々に言っていたが再び騎乗して
1時間半の道のりを馬に揺られてゲルへと一旦戻り、
ランチタイム
我々の泊まったゲル。
再び乗馬で緊張感タップリです。
もう、いいよぉ~って、感じでしたけど。
午後からは、青空も出て景色も綺麗です。
でも、ここは大草原、どこまで行っても景色はこんな感じです。
午前中に乗っていた馬、多分、午後も同じ馬に乗るのでしょう。
と、思ったら避けられてしまい、他の馬となる。
無事に騎乗出来た(o´∀`o)ニコッ
午前中と同じ様に、最初はトボトボと歩いていた馬達。
しかし、皆さん馬に慣れてきた様子で、遊牧民の方々がそれぞれの馬のお尻を叩いてくる。
必然的に馬は「パッカパカ」小走り気味になる。
「止めてぇ~、お尻叩かないでぇ~ 初心者なんですから」って言っても通じる事もなく、
再び、バッシって叩いてくる。
モンゴルでは、馬は自転車と同じなので、自分で勝手馬を操作して下さい。
そっ、そんな事言われても・・・です。
こんな牧草地を馬に乗って走った。
慣れてくると案外と爽快感があり、
足並み揃え、パッカパッカと馬は走りキャンプ地へ戻って行った。
落馬しないでホットした。
馬達は、牧草を食べながら我が家へ勝手に帰って行きました。
夕食