今日(8月4日・金)、沖縄防衛局が、那覇軍港の浦添移設のために海底の地質や形状を調べる土質調査(ボーリング調査)、測量調査の入札公告を行った。
浦添市の西海岸に広がる「カーミージーの海」は、南北約3㎞にわたってイノーが続き、多くのサンゴが群生するなど、多種多様な生物が生息している。沖縄に残された貴重な海岸だが、那覇軍港の移設地として埋め立てるために、本年4月、国が示した「T字」案で、県、那覇市、浦添市が合意してしまった。
本年6月には、アセスの調査項目や手法を示す「方法書」や、基本設計業務が始まったが、今日、さらに土質調査や測量調査の入札公告が行われた。ボーリング調査が実施されるので、あのイノーに単管ヤグラが建てられることになる。
浦添への那覇軍港移設を許さない取組は多くの困難を抱えているが、あの素晴らしい海岸を埋立ててはならない。なんとか運動の再構築ができないだろうか?
下は、今日(8月4日)の沖縄防衛局のホームページ