10月16日(木)、汀間漁港を「第2平和丸」で出港。今日も打ち上げられたフロートや台風による被害の状況を見てまわった。
辺野古崎の辺りでは、シュワブの浜のコンクリート護岸が大きく崩れてしまっている。おそらく台風の大波でフロートが何回も護岸を叩き、そのために崩壊したものと思われる。
壊れた護岸の上の平屋の建物は、アスベストが問題となった解体予定の米軍工場。アスベストの撤去が終われば、建物(6棟)の解体作業が始まる。しかし今のままでは、解体前にアスベストがきちんと撤去されたかどうか、誰も確認するわけではない。我々は県に対して、「全てを防衛局に任せきりにせず、県がきちんと完了検査を行うこと。それまでは建物解体に着手させないこと」という申し入れを予定している。
大浦湾の浮き桟橋の浜でも鉄板敷の下の砕石が流され、その補充作業が行われていた。大型のクレーンも出てきている。あるいは、浮き桟橋の再設置が始まるのかもしれない。もし浮き桟橋が再設置されれば、海上保安庁のゴムボートが係留され、その後に大型スパッド台船がやって来るのだろう。
辺野古崎からシュワブの浜に回り込む。シュワブ岩にからみついたフロートの取り外しが始まっていた。あまりに見苦しいので撤去作業を急いだようだ。
シュワブの浜では、昨日から大型クレーンが出され、打ち上げられたフロートの撤去作業が続いている。おそらくは米軍から水陸両用戦車の訓練ができないという苦情が出され、この箇所のフロートの撤去作業を急いだに違いない。
さっそく今日は、水陸両用戦車の演習が行われていた。
今日は共産党の志位委員長らが視察に来られた。一行は平和丸で海上へ。
平和丸2号には、ゲート前から降りてきた山城博治さんらが乗船。打ち上げられたフロートの様子などを見てもらった。