11月25日(水)、今日は午前4時45分に那覇を出発、午前6時前にはシュワブのゲート前に着いた。今日は、1週間ぶりのゲート前の大行動日。700名ほどの人たちが、ゲート前に座り込んだり、ゲートに続く国道の歩道に並んで工事車両の進入を阻止する体勢をとった。台風の余波がまだあることから、今日は海上行動は中止とし、カヌー隊や船長らもゲート前に集まった。
さすがにこれだけ多くの人たちが座り込むと防衛局や警察もそう簡単に手荒な真似はできない。いつもは午前7時前には機動隊による強制排除が始まり工事車両がやって来るのだが、今朝はそうした動きはない。「勝ったぞ!」と博治さんが帽子を飛ばして絶叫し、大きな拍手が湧き上がった。
私は、午前10時から識名トンネル住民訴訟の口頭弁論があるので午前8時過ぎには現場を離れた。ところが、阻止行動がいったん終了した午前11時頃、突然、数台の工事用車両に中に入られてしまったという。早朝からのメンバーが帰り始めた時で、一瞬の隙をつかれたようだ。
識名トンネル住民訴訟はほぼ双方の主張を出し終わった。次回、裁判所が争点整理し、その後、証人尋問に入っていく。