精進鍛錬
2014-06-25 | 日記
今月も、心のメンテナンス
月にたった一度のお茶のお稽古は、
私にとって、欠かせない修行の場です
日本の文化は常に自然と共生し発展してきたことは言うまでも無く、
日本には素晴らしい四季というものが存在する
だからこそ何事においても、季節感というものがつきまとう
きもの、茶道も季節を感じながら風情を愉しむ
この日、お正客席に座ってしまった私としては何か粋な発言をしなければ・・・と頑張って・・・、
『こちらの〝棗(なつめ)”の絵柄は・・・金沢の雪吊りでしょうか・・・?』
と、バカ丸出しの発言をしてしまった。
どう考えても、雪吊りは冬の風物詩
先生がこの時期にそんな茶道具を用いるはずが無い・・・と思った瞬間はすでに時遅し・・・、
先生がわざわざ席を立ち、持って来て下さった、
棗の箱
『平網蒔絵』
うわぁぁ・・・ さすが・・・・・・
この花器もさりげない美的センスが光ってます!
中にカエルがいた!!!
時は『梅雨・・・そして露・・・』
ご主人はとても口数が少なく、何も仰っていませんでした・・・。でも、とても気品に満ちた物腰で、特別な空気感を感じましたので、言われて『なるほど・・・』と納得させられました(^^)
また、色々と教えて下さい。
毎日だらだらしてないで、時にピシッとした気持ちでお茶に向き合う時間が必要かもしれません!
でもすっかり遠ざかって、お点前も忘れてしまいました。
特別大きな看板も、戸棚に仕舞ったままでかわいそう!
そうそう!A 先生のお宅での茶会は懐石でしたか?
因みに、ご主人は、東大でコーラス部だったそうで、今でも歌は歌っていますよ!
話に出なかったですか?