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しーさるの鉄日記

叡山電鉄2021年9月ダイヤ改正

2021年9月18日に行われた叡山電鉄のダイヤ改正を振り返ってみる。

この時のダイヤ改正では、大雨被害を受けた鞍馬線の市原~鞍馬間で14か月ぶりに運転が再開し、全線復旧となった。ただし、上り始発は被災前が鞍馬発だったのが、改正後は市原発となった。このことで鞍馬での出町柳行始発は20分繰り下がった。また、市原発6時29分は修学院発6時46分の始発に短縮変更、6時代の鞍馬線上りは20分間隔とさせる。

6時21分の修学院始発と39分の修学院始発は運転を取りやめる。21分の修学院始発が廃止となったので、先述の鞍馬での始発から短縮となった市原発が6分繰り下げ、修学院発6時11分だったのを6時17分に変更する。6時39分発については、先行の35分発が2分繰り下げるが44分の市原発が46分の修学院始発に繰り下げとなるので、結局は9分開くことになる。ラッシュが終わったころに出庫する修学院発9時47分も運転を取りやめる。

朝下りも6時代は市原行と八瀬比叡山口行を1本ずつ廃止して、9本あったのを7本に、7時台も1本削減する。ただし9時代は04分の修学院行を新設して、運転間隔を縮小する。

データイムについては、市原発着が鞍馬発着になった以外は変更はない。ただ、叡山電鉄改正の一週間後に京阪でダイヤ改正が行われたので、接続パターンは変わる。叡山電鉄の出町柳発は00鞍 07八 15鞍 22八に対して、京阪特急(快急)の出町柳着が03 13 23だったのが、07 快16 23となる。鞍馬行に対しては、23分到着特急からは改正前から7分で変更なし、もう一方の特急からは接続時間12分が8分に短縮という形に、八瀬比叡山口行に対しては22分には快急が6分接続するようになったが、07分には特急からの4分接続が14分接続になってしまった。

逆方向は叡山電鉄の出町柳着05鞍 13八 20鞍 28八で、京阪特急(快急)の出町柳発は09 19 29だったのが、14 27 35快に変わる。05着からは4分接続でギリギリだったのが8分接続に、13着は6分接続から14分接続に大幅に拡大、20着は9分接続から7分接続に少し短縮、28着は11分接続から7分接続に短縮だが、接続相手が快急なので大阪までの所要時間は変わらないといったところだ。宝ヶ池以南は13着に乗っても、20着に乗っても、接続するのは同じ特急となる。

17時台、18時台は、本数を10本で維持しながら、宝ヶ池まで3~7分間隔、市原行9~12分間隔、八瀬比叡山口行11~17分間隔と偏っていたのを、宝ヶ池まで6分毎、市原行(半分が鞍馬行)12分毎、八瀬比叡山口行12分毎とする。市原方面は12分毎化にすることで、京阪特急からの接続は5~7分に固定される。一方、八瀬比叡山口への接続が悪いが利用率を考慮すると仕方ない。

19時台は市原5八瀬4修学院1の計10本となっていたが、56分の修学院行を廃止に、03分の市原行を修学院行に短縮したうえで9本とする。市原方面は15分毎だが、八瀬比叡山口行は12~16分間隔と偏っている。20時台は改正前と同じ8本キープだが、市原方面が00、12、28、46と偏っていたのが、19時台同様00、15、30、45と15分毎になっている。

21時台は02分の修学院行を廃止にして、7本から6本に減らす。改正前は21時14分から1時間10分毎だったが、改正後は9~11分間隔とずれている。21時04分から21時17分まで13分開く一方、21時58分から22時04分と6分間隔になるところもある。ライナーが21時55分に出町柳に到着するが、3分の乗り換えは微妙なところだ。

22時台は、40分の市原行を廃止して、49分の八瀬比叡山口行を50分の市原行に変更する。このことで7本から6本に削減する。22時25分発は鞍馬行の最終で、被災前から47分も繰り上がることになる。

23時台は02分の市原行を03分の八瀬比叡山口行に変更する。この八瀬比叡山口行は最終で改正前より15分繰り上げとなる。改正前の市原行は23時26分まで12分間隔だったが、02分は先述の行先変更、26分発は廃止となり、改正後は23時16分発だけに、市原までの最終は10分繰り上げとなる。23時40分の二軒茶屋行最終は23時33分に、24時00分の修学院行最終は23時50分にそれぞれ繰り上げとなる。これは、京阪特急に合わせたものだと思われる。ちなみに地下鉄烏丸線の国際会館行は京都発23時47分まで運転され、東京からの最終のぞみからも接続する。京都近辺から岩倉あたりまでだったら、国際会館駅から徒歩圏内だから、そっちの方が終電が30分くらい遅くなる。

八瀬比叡山口での出町柳行最終は23時35分だったのを23時27分に繰り上げ、鞍馬での出町柳行最終は23時48分だったのを22時59分に繰り上げる。鞍馬線では鞍馬発最終のあとに、市原発修学院行を2本運転するが、13分後追いの列車でも、2分のタッチ差で出町柳行に接続しない。よって市原以南から出町柳への最終も49分の繰り上げとなる。


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