JR西日本は、近畿エリア12路線のべ300駅(未完成の新駅と重複駅を除くと264駅)を対象に駅ナンバーを導入することを発表した。使用開始予定は2018年春から、対象となるのは以下の路線。
A:北陸線・琵琶湖線・JR京都線・JR神戸線 B:湖西線 D:奈良線 E:嵯峨野線 F:おおさか東線
G:宝塚線(篠山口以南) H:JR東西線・学研都市線
O:大阪環状線 P:JRゆめ咲線 Q:大和路線 R:阪和線 S:関西空港線
番号は、Aは敦賀から、D、Eは京都から、Fは北梅田(仮)から、Oは天王寺から内回りで01から順番に割り当てられる。
Bについては、京都でAと同じ31を使い、敦賀へ向かって減少、GとHは尼崎でAと同じ49から割り当てる。Pは西九条でOと同じ14から割り当て、Qは新今宮でOと同じ19から割り当て、Rは天王寺でQと同じ20から割り当て、Sは日根野でRと同じ45から割り当てる。
駅ナンバーは車内液晶表示器、ひらがな駅名票の他に、新型券売機での入力に活用、QRコードによる端末への案内表示と合わせて、海外からの利用客にもわかりやすいようにする。
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一昨年の10月から路線記号を導入してきたJR西日本だが、2年後からさらに駅ナンバリングも導入することに。コスト的なことを考えると、同時に導入した方がいいと思うのだけど、ナンバリングを早く導入できなかったのは、何か理由があるのだろうか。
導入駅数は264、規模的には10月導入予定のJR東日本の東京電車特定区間、既に導入されたJR四国や名鉄に匹敵する。直通列車の多い駅で同じ数字が使われているのは、JR東日本でも横浜線や武蔵野線が該当するのだな。これだと、車内液晶表示器で見やすくなる。
導入エリアは、東日本と違い特定区間エリアを東側にだいぶ広げた感じ、観光客が多く見込まれる奈良線も含まれることになった。片町線旧非電化区間や福知山線が含まれてない特定区間もどうかと思うけど。播州赤穂は含まれなかったが、敦賀は含まれた。これはウラジオストクから船で渡航するロシア人を見込んでいるのだろうか。小樽からも外国人観光客が来る可能性もあるし。
他地区への導入も行なうのだろうか。特に広島は外国人観光客需要があるからな。広島電鉄は既にナンバリングを導入しているけど。
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