しーさるの鉄日記

西武新宿線(西武新宿-鷺ノ宮)

西武新宿は、中央線が山手線をオーバークロスする付近にある2面3線。JRと逆側、つまり東側が片面になっている。頭端式構造で、改札付近からプリンスホテルに突っ込んでいる。改札から階段を少し降りた2階にコンコースがあり、さらに階段を降りると靖国通りに面した広場に降りる。高田馬場寄のホーム端にも出口があり、少し歩くと職安通りに抜ける。

高田馬場は上り線が両面の2面2線。上り電車が両ドアを開けるのは朝ラッシュ時のみで、普段開けない右側は安全のためにホームドアが設置されている。北側にはビッグボックス口と早稲田口の2つの出口がある。東西線は両方の出口から乗り換えられるが、JRは駅舎共有の早稲田口からしか乗り換えられない。ビッグボックス口はビッグボックスが10月までリニューアル工事をしているため、改札を出ると駆り囲いに囲まれている。上り線の南側には戸山口がある。南側は地面のレベルが上がっているので、ホームと駅前との段差はほとんどない。
JRとの乗換え改札はホーム中側にも橋上構造のものがある。ここは乗換え通路というより駅舎のような感じで中に店が数軒入居している。

神田川を渡ると、左カーブして山手線をアンダークロス。新目白通りと並走してしばらく走ると、相対式の下落合に到着する。ホームは緩やかなカーブ上、駅舎は上下別に本川越寄りにあり、上りホームに接続する北口がメインである。上下ホームは跨線橋で結ばれている。付近はマンションが多いが商店は少なく、南側の巨大マンションの裏には下水処理場がある。
中井は相対式ホームが線路3本を挟む2面3線。中線は優等が通過する構造で、データイムは上り準急が普通を追い抜く。下りの待避は夕ラッシュなどに存在する。西武新宿寄りは山手通りの陸橋をアンダークロスしており、首都高の工事のためかその下部は仮囲いになっている。駅舎は下りホームに接続する南側のみ。駅舎は山手通りの東側にあるが、上下ホームを結ぶ跨線橋は西側にある。広場はなく、曲がりくねった狭い商店街に面している。

新井薬師前はカーブ上にある相対式。本川越寄りに駅舎があり、上下ホームは跨線橋で結ばれている。下りホームの接続する南口の前は狭い駅前広場を商店が囲んでいる。上りホームの接続する北口は、上に100円ショップなどが入居している。それらが面する通りは歩道に屋根がついている商店街である。
沼袋は相対式が線路4本を挟む2面4線で、下りは準急、特急とその直前の急行、上りは拝島からの急行などが普通を追い抜く。本川越寄りに上下別の駅舎がある構造で、上下ホームは跨線橋で結ばれている。北口がメインの駅舎で、狭い駅前広場を確保。南口は小さいもののステンドグラスがデザインされており、商店街に直接面している。

野方は島式、駅舎は南側のみでホームとは本川越寄りの跨線橋で結ばれている。よって北側の北原通りからは踏切を通らないと駅に行けない。ホームの西武新宿寄りでは環七がアンダークロスしている。
都立家政は緩やかなカーブ上にある相対式、本川越寄りに上下別の駅舎があり両駅舎は地下通路で結ばれている。駅舎は両方とも最近更新されたようで、小さな北口はホームの延長上にある。
鷺ノ宮は下り線が島式になっている2面3線。高田馬場を出た準急。急行は最初にここに停車する。上り線のホームは下り線側を向いており、下り中線と上り線ホームの間には柵がある。下りの島式ホームは西武新宿寄りに少しずれている。緩急結合は毎時数回あるが、沼袋での通過待避に比べると少なめである。沼袋での通過追い抜きでも、数分待てば普通電車は来る。下りホームに対して本川越寄りのホーム端に橋上駅舎がある構造、駅舎は他の駅に比較すると大きい。だが駅周辺は優等通過駅とあまり変わらず商店が密集している。バスは駅前に乗り入れず、本川越寄りで交差する中杉通り上にバス停がある。南口の前には妙正寺川が流れている。

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