「みさき公園」は子供向け鉄道体験施設を今秋に開設することを発表した。広さは480㎡のテント構造、総事業費は1.5億円。
展示としては「触れる」「体験する」「学ぶ」を重視、実際に使用されていた車両のカットモデルを用いた運転士体験、車掌体験を行なう他、実際の踏切を用いた交通ルールの教育を行なう。
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京阪に続いて、南海も鉄道施設。京阪はショッピングモール内に開設したのに対し、南海は遊園地が開設した形となった。つまり、遊園地のアトラクションという位置づけで、施設やシミュレーションの料金の他に入場料1350円がかかる可能性がある。そうなると、鉄道施設だけで考えるとだいぶ高くなる。
子供向けを謳っているから、ターゲットとするのは、みさき公園に遊びに来た家族連れとか、遠足で来た小学生や幼稚園生になるのだろうな。リリースには、交通ルールの教育と書いてあるし。そうなると、みさき公園の入場料を取られるのは仕方がないかもしれない。20名以上の学校団体だと500円以下に割り引かれるし。
運転士体験は南海本線のみさき公園以北がメインになりそう。高野線の高野下以南はシミュレーションとしては面白いけど、レベルが高すぎて、子供には厳しい。それ以前にカットモデルの車両が本線の車両ばかりだけど。
「学ぶ」は南海の歴史を含んでほしいところ、南海の気動車が紀勢本線に乗り入れていたって今では信じられないからな。ズームカーなどの名車も走っていたし。ズームカーといえば、大井川鉄道のがいらなくなったらここに里帰りしてほしいな。
ところで、遊園地の鉄道施設というと、向ケ丘遊園の小田急鉄道資料館を思い出す。あそこは遊園地の入場料だけで入れたような。
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