くろさん亭、おかわり

世界遺産の中で考えた・・

今回、京都へ行くときに姉が

「平等院へ行きたい!」

と、主張。

私も行ったことないし・・よし!行ってみよう♪

          

ちなみに、宿泊先は京都市役所近辺。

経路検索で調べてみると

三条から京阪電車に乗り、東福寺でJR奈良線へ乗り換え。

(ここで、黄檗にてたまき亭に寄りたい衝動をぐっとこらえるよき妹!)

急行だったので、約三十分で到着。

この時点で9時、ちょいすぎ。

なぜ、そんなに急いだかというと。

          

「鳳凰堂内部拝観」は1回50名と決まっているから!

一時間以上の待ち時間になることもザラだとか。

半日しか観光時間がない私たちには、なるべく待ち時間は短くしたいわけで。

ちなみに。

平等院鳳凰堂の拝観料は600円。

この拝観料には庭園+平等院ミュージアム鳳翔館の両方の見学料が含まれています。

鳳凰堂の内部の見学料は別途300円。

というわけで、トータル900円かかるわけですが、これが全然高くない。

それほどのクオリティでした。

                   

平等院は美しく水面に映っていましたし

なによりも、ミュージアムが素晴らしかったのです。

もちろん、内部は撮影不可ですが、鳳凰堂の上の鳳凰像や

鐘楼の本物を見ることができます。

ええ、鳳凰堂の屋根に飾られているのはレプリカです。

そして雲中供養菩薩像たち。

これらをまじかで見られるなんて、ほんとうにすばらしい。

おまけ程度かな?と思っていたのが、見事に裏切られました♪

そうそう、ミュージアムの建物もモダンな感じでよかったかも。

          

          (池の向こうから見えるご本尊!顔の部分、おわかりいただけただろうか?)

でも、やっぱり鳳凰堂内部はかなり見ごたえがありました。

そして、一番印象に残ったのが係りの方の説明。

それは・・

「この平等院鳳凰堂の壁には、この世の行いにあわせて

9つのお迎えがある、と言う事が描かれています」

9つとは?と思っていると

「上の上、上の中、上の下、中の上、中の中、中の下、下の上、下の中、そして下の下の9段階です」

・・・ちょっとフリーズ。

う~ん。

でも、ちゃんとお迎えしてくれるなら、いいか。

なんて、世界遺産の中で的外れなことを考えていたのでした。

・・これじゃあ、下の下でも仕方ないかな?
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