ドライバやソフトの不具合を解決しても解決してもだめな日が、とうとうやって来ました。
ここんとこ使ってるのは、ほとんど三月うさぎさんなんですけどねぇ。
十年たつと世の中は様変わりして、いまはドキュメントスキャナが主流です。
大量に、速くスキャンしてデジタル化し、データ管理するツールです。
わが家をご存知の方は、これぞ必要なり!と思われるでしょうが・・・・
蔵書を処分する気の毛頭ない住人の家では無用の機器でもあります。
プリンタも、いまや複合機がデフォルトになりました。
コピー機も兼ねるという点でたいへんな優れものです。
いっそ、こちらを買い足すという選択も考えました。
しかし、そちらに使われているCISというタイプは、原稿の厚みに弱い。
錠剤やカプセルになると、ボケボケになります。
CISとCCDの違いは?
「CCD方式」と「CIS方式」
世の趨勢には背きますが、再度フラットベッドスキャナを購入することにしてヨドバシに出発しました。
元々地味な存在ですが、ますますもって売り場の隅に押しやられています。
所持しているのは8400F、買いに来たのは9000F MarkⅡです。
HPでみると、5600Fは<在庫僅少>になっていますから、
今後 CCDスキャナは一機種になるのかもしれませんね。
8400Fの後面。 FAUケーブル(フィルムスキャン用)と外付けAC電源がついています。
思えば、まだいちどもフィルムスキャンをしていません。
十年もたつと、たとえ機械とはいえ情が移ります。
仕事を始めたころにそろえたものなればなおさら。
プリンタはもう何台も買い替えましたが、これはずっと部屋にいました。
ぐっと胸が熱くなりましたが、しまいこんでおく余裕はありません。
順番だから。
そう心に言い聞かせて、感謝の気持ちを告げました。
さようなら。長いこと、ありがとう。
※画像はどれも似ていますが、一番上と一番下が新しい9000FMarkⅡで、中の三枚は8400Fです。
最初に、メジャーで測って置き位置を決めました。いまはもう製造中止になってしまったんですが、アルボシェルフという組み立て家具を使用しています。
インクなどの消耗品のストックや、取説、保証書などもしまってあるんですよ。
陽花さまの組紐の台も、いろいろなのがあるんだなぁと拝見しています。
なんか、そこから小さい宇宙が拡がるようで、すてきだなぁと思うんです。
私などはパソコンとプリンターが動いていれば
それだけで十分ですが、専門的にされると
いろんな機器が必要なんですね。