女性でない何か

ふ、と気がついて立ち止まってしまった
え、わたし。
女性でない何かに成り果ててないか？？？？

性別さえ忘れて過ごしているような気がする。

これって、最高にじゃないや、最低にまずくないか？

女性っていっても
男に媚びるものが女性じゃないけど。

個人的な趣味で言えば、
薄ピンクのつけていないみたいなマニュキュアで、清楚風な化粧で汚れを知らないみたいなカッコしているのって嘘くさいなあと思う。
それだったら真っ赤なルージュでポディライン強調している健康美の方が絶対いいや、と思う。
ガガ様、好きですから。

ま、もともと、水着着てもスポーツウェアにしか見えなかった私。
よく泳ぐし、ノースリーブからブラのひもが見えるくらいならビキニを下に着てしまう。
泳ぎ慣れていたし、痩せて筋肉質だったし、なんか違うのよね、基本的に。

男性的に生きても、生きる程女性の感性が全面に出てくるのがおんなだと思う。
体中から生きたい方向が感じられて、頭で考えるより勘で突き進むことにたける。

すっぴん、パジャマの一年を過ごしたら、わたしは
妙に安定してしまった。
パジャマで仕事にいくことは出来ないので、なるべく楽な（パジャマに近い）服を着る。
まだまだ違和感があり、おしゃれの喜びはない。
家に帰るとだら～～～に着替えて、休日もだら～～～が心地よいから着替えもしない。

傷が痛いから、胸の開いた服はもう着ない。
まさに、パジャマ。

この実態をふと思ったら、女性ではない何かだ。
女性ではない一定の人たちがいるが、この方達は女性以上にしとやかな仕草である。
可愛い、をこよなく愛しておられる。

私は可愛い、も、きれいも感じなくなっているではありませんか。
良い訳はいっぱい出来る。
そんなものにお金使いたいとも思わない。
時間も使いたいと思わない。
そんな暇あったら散歩して気分転換する方がいいや。
転移が見つかるかもしれないから、小賢しいことはしないでいたい。
フリルとかもろもろ、邪魔ったい。

恋もする気力はない。
面倒くさくなっちゃった。

これでいいのか、と自問自答
取りあえず、がんのせいだと思います。
なので仕方ないことかもしれません。
気がついただけでもいいかもしれません。

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