北海道旭川市にある日本であまりにも有名な動物園・・・そう、旭山動物園に行ってまいりました。
機会があるたびに訪れて見ていますが、入場者の多さからみて、その勢い未だ衰えず、といったところでしょうか。
それに伴い、マナーが悪化しているように思われます。
少なからず園側では苦慮しているように見受けられました。
それはおいといて、今回は彼らの「視線」に注目してみました。
まず最初はチンパンジーの親子。
タイトル:あ~っ!はーと 💛💛💛💛💛💛💛💛💛💛💛
NIKON D810 x AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR / f/4 1/200sec ISO-400 0EV 120mm
なんだ!視線なんかないぢゃないか!
おっと、いきなり手厳しい意見です。
でもよく見て下さい、フレームアウトしていますが母親のやさしい眼差しが見えるではありませんか!
えっ?! そんなもん見えねー。
まぁまぁそういわず、写真って写っていないものを想像することが大事なのですょ(汗汗汗汗汗)。
続きましてニホンザル婦人。
タイトル:アンニュイなアフタヌ~ン。
NIKON D810 x AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR / f/4 1/125sec ISO-120 -1.0EV 120mm
けだるい午後を感じさせる雰囲気のお猿さんです。
柔らかい日差しの中の退屈な午後。
「今日のお茶はアールグレイにしようかしら、いや今日はアッサムな気分ね」
どっちでもいいです。
けだるい午後、ミルクティであま~く決めるならアッサムがオススメですね。
でも手っ取り早く「午後○紅茶」でも構いません。
続きましてフクロウさん。
タイトル:お前はオレの獲物か?
NIKON D810 x AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR / f/4 1/200sec ISO-180 -1.3EV 120mm
鋭い眼光を放つフクロウさん。
カメラを縦に構え、右半分の構図を作っている間、じっと待っていてくれました。
この表情、なかなかの役者ですね。
最後はオオワシさん。
タイトル:お前はオレのエサか?
NIKON D810 x AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR / f/5.6 1/500sec ISO-180 -2.0EV 120mm
こんな目で睨まれたらちびってしまいます。
ぃゃ、ちょっとちびりながら撮影していました・・・
彼は決めポーズをたくさん持っているらしく、グラビア・アイドルのように常に自由に動いてくれていました。
残念ながら助手不在にてレフ板なしの撮影となってしまいました。
えっ?! もともと助手なんかいねーし。
まぁまぁそういわず、撮影ってその場のノリが大事なのですょ(汗汗汗汗汗汗汗汗汗)。
ここからはちょっとマジメな話題です。
今年の7月、アミメキリンのマリモさんが急死しました。
この写真は亡くなる一年ほど前の2013年10月に撮影したものです。
開園直後、朝日を受けながらシルエット撮影させていただきました。
10月とはいえ、北海道では気温も低く吐く息も白くなります。
タイトル:在りし日のマリモ
Panasonic DMC-GX7 x M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8 / f/8 1/8,000sec ISO-200 -0.3EV 75mm
いろんなカットを撮影し、もぅいいかな?っと思ってその場を離れた途端、彼女が動き出しました。
撮影中は気が付かなかったのですが、私がカメラを構えている間、じっと動かずにいてくれたことに、そのとき気づきました。
彼女は私が何をしているのか理解していたのです。
さすがにカメラとか写真は理解できないと思いますが人間が何かを持って自分に何かをしている、ということは理解できていたのでしょう。
とても頭の良いキリンだったように思えます。
おなかの中には赤ちゃんも居たと聞きました。
マリモと今いるべき子供に会えなくなってしまって非常に残念です。
それ以上に飼育員さんが一番残念だったでしょうね・・・心中お察しします。
赤ちゃんと一緒に安らかに・・・
そして飼育員さん、これからも頑張ってください。