なんとなくクラシテル

獣医という仕事をしている人間の生活の例の一。
ほとんどが(多分)しょーもない話。

W杯

2018年06月16日 | 
が始まった。けど、エクアドル代表が出てないので、つまらない。試合はいい試合が今のところ多そうなんですけども。

 エクアドルに行ったのは学生の頃。思えばとんでもない旅行内容で、よくまあ生きて帰ってこれたと思う。

 で、色々気が付いたことがある。

 人間の問題というか、国レベルのシステムをも揺るがす問題って、割と単純で、
1)人種とか民族
2)経済格差
3)宗教

 の3つ。これがごちゃ混ぜになって問題をこしらえている。で、これは全部人工的なものなのだ。人種っていうのは、結局人間が主にを使って生活しているから起こる問題なんだろうと思う。区別するのに簡単だから。多分、視覚障害のある人に黒人だ白人だ言ったって、はあ?ってなるケースが多いんじゃないかなあ。意味が分からないでしょ。人間全般が目じゃなくてに頼る動物だったら、おそらく声のトーンだのそんなんで分別してるでしょ。鼻がめっちゃきく動物だったら体臭とか。まあ、そんな程度の区別にすぎないはずなんだけどなあ。民族なんていうのは、そもそも住んでいる地域・気候・使ってる言葉・習慣とかで何となく形成されるもの。そこに共通点を見いだせるかどうか、程度の話。ミニ民族なら、近所やら、同じ通り沿い、とかのレベルでも出来上がっちゃいます。今ならSNSでもつくれるか。
 経済格差は要するにカネの話だが、カネなんていうのは人工物の最たるもの。今なんか電子決済が増えているからますます意味不明、元々は物々交換の代替品程度の物なのに、なんで幅を利かせてるんだか?
 宗教は、人を何かでまとめるときに、一番面倒の少ない方法の一つという事なんでしょう。やっぱり人間は妙に知恵がついちゃってるせいで何でも不安、それを和らげるのに、自分がどうにもできない「神」的な存在があるのだ、としておくことは便利ですから。

 なのに、こういう人工的なものに振り回されてるっていうのはどういうことなんだか、よく分からない。

 で、世の中悪い奴もいい奴もいる。途上国では悪い奴はやっぱり多い、けど、そっち方向に流れずに踏ん張ってる人だって山ほどいる。多分それは、「そのほうが気持ちがいい」生活になるからでしょうね。そこを信頼することって大事じゃないかと思うんだけどね。

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