なんとなくクラシテル

獣医という仕事をしている人間の生活の例の一。
ほとんどが(多分)しょーもない話。

テニススクール

2015年08月03日 | 仕事
から、封書が届いた。なんだろう?って開けてみたら。おったまゲーション!!
 「スクール閉鎖のお知らせ」って、どういうことでしょうか?

 しぶしぶ始めて、そんなに熱意もないけれど、とりあえずラケットだの靴だのも誂えてるわけですよ。全然元取ってないよ~~!!

 それにしても、通ってるスクールは割と老舗風で、「スマッシュ」なるテニス雑誌から推薦スクールとやらに認定もされてたみたいだし、雰囲気もいいし、居心地もいいし、まあまあ楽しめていたので続いていたんですけどね。

 こういう事があると、改めて「経営」について考えてしまう。

 経営ってどんなんでも基本的にはシンプルだと思うんだけど。
1)仕事のニーズを把握する。ニーズがなけりゃ、仕事は成り立たないから。ニーズを発掘する、という手もあるけど、これはかなり基礎体力が必要だし、失敗確率はぐんと高くなります。
2)そのニーズに対応した事業を供給する。
3)良質な顧客を掴む(これは仕事の中身によって「良質」の意味が違ってくるでしょうけど。ただ、原則はこちらの供給する事業に対して金離れのいい客ということだろうな)。
4)そのお客様がリピートしてくれるように仕事の質を維持・向上させる。

 で、これにプラスして
5)その事業をいつどうやってたたむのか、あるいはいかに継続させるのか?

 が来るわけで。この件については、自分とこも苦慮しているわけなんだけど。「事業継承」は、中小企業が一番困らされている点かもしれない。子供に継続ったって、子供にやる気がなければそれっきり。やる気があっても、今度は相続でもめたり。今回はどういうケースなんだろうか?

 うーん、居抜きでやる気がある人に経営権の売却とかはダメなんですかね?で、事業を法人化するとか。NPO法人もありだと思うし、社団法人もいい。あるいは有限責任事業組合の形もありかも。

 こんな事を考えちゃうのは、コーチさんたちどうすんの?があって。

 それにしても、テニスブームとかいっても、実情は厳しいのだな、と。

 で、もう一つ考えちゃう事。

 特に最近多い「何かを人に教える仕事」。テニススクールもその1種だけど。

 これを個人でやってる人(特に女)、脇が甘いです。

 つまり、無意識にえばりたくて物を教える仕事をやってません?ということ。自分の優越感を満足させるためとか。「やってあげたい」というのが動機というのは危険だと思う。やってほしい人なんかいませんから。本来なら、ニーズに対してスキルを提供、のはずなんだけど、逆パターンになってると。これじゃあ顧客は捕まらない。特に対象が子供や障碍者の方の場合、スキル提供の動機の本質が「善意」で隠ぺいされちゃうからたちが悪い。よくある「可哀想な人たち(あるいは動物たち)を何とかしてあげたい」とかさ。こういう連中って結局お客様をどこか小馬鹿にしてるでしょ。その辺に気づいていない事業者は存外多いんじゃないかな。 

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