という映画を観てきて、色々考えさせられたので、それについて。
要はさ、文句言ったり、色々反対運動だあとか、まあ、何か新しい事やちょっと変わったことをやろうとすると大騒ぎする人って、結局その人のアタマの中にある「秩序」の幅が極狭だってことなんだろうな、と。で、秩序の根拠ってのは結局その人が勝手につくり上げてる「他人様」でしょ。自分じゃなあんにも考えてないってことでもあるんですよね。
こういう人って原則余裕が全くないもんで、例えば、家族が突発的な病気になったり、その後遺症が残ったり、自分自身が認知症なんかになったりなんだりで、「秩序」を破る事態になると、もう対応できない。オジサンに多そうですけどね。だもんで、妻がガンになったりすると、浮気したり離婚したりする。自分が認知症になると、それを認めることができなくて、暴言吐きまくったりする。運転能力が落ちたことを認められなくて(こういうのも、自分の「秩序」の範疇なんでしょうね)しまいに重大事故を起こしちゃったりする。
こんなオジサンを渡辺いっけいさんが演じてて、かなりリアルでねえ。モラハラ親父なんだけどさ、どうやらこのヒト、おそらく勤務先で相当プレッシャーがあるんでないの?と考えちゃって。映画の中で、それがちょっとずつ剥がれるきっかけがあって。実に興味深かったです。なんでもいいから、秩序の幅を広げる努力をしないと、結局は自分に戻って来るんじゃないかしらね。
文句言う奴が多いのは、マスコミが悪い。あいつら絶対褒めないっしょ。特に政府のやる事にはなんでも難癖付けりゃいいと思ってるフシがある。毎日新聞を読んでると、そのオジサン思考にうんざりするんだけど。最近は特にそんな感じが強くて、文章に加齢臭が漂ってる。契約を切ろうとしたら、「あと一年」と引き止められてしまったが。来年は切るぞ。記者のヘンな連載文章を読むたび、なーんか、このヒト、自己肯定感が低いよなあ、と。読む気になんない。誰の文もそうだから、ますますうんざりなんだ。どういうつもりなんだろう「自分はただ記事を書き散らかしてただけ」とか書くって。そんな文を読まされる(しかも金払ってだぞ!!!)こっちの身にもなってくれよ。それとも、卑下自慢?キモ過ぎ。訳分んないよ。
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