All you need is love

日々感じたことを自由に綴っていけたらいいなぁと思います。 皆さんと繋がっていけることに喜びを感じています❤︎

愛しいぢい

2009-08-31 20:36:27 | 家族のこと
私の祖父
大正5年5月1日生まれ 93歳 留雄(トメオ)

5人兄弟の末っ子だった私のぢいちゃん

4人目の兄の名前は “末吉” この子で末になりますように。。。
5人目のぢいの名前は“留雄” この子で留(止)まりますように。。。

  ホンマかいな。。。(-_-;)

8月27日 16:35 ぢいちゃんが亡くなりました。

仕事場に母から電話をもらって、駆けつけたときにはもう息はありませんでした。
眠るように安らかな顔をしているぢいの胸に飛び込んで
泣きました「ぢいちゃん、ぢいちゃん、ぢいちゃん」

病院が大嫌いというぢいの希望を聞いて、自宅での治療、介護が続いていましたが
8月に入ったころから、ぐんと元気がなくなり起きるのがやっとという状態になりました。
頻繁に実家に寄り、ぢいとの時間を増やしました。

ぢいのベッドの横に正座するとちょうど話しやすい。
意識はしっかりしているから手を握ると握り返してくる。
手を離してくれないぢい
両手を使っていじわるしている仕草。。。
顔を百面相のように変えて、笑ったりポパイみたいな顔をしたり、
ぢいのユーモアは私たちに笑いをくれました。

ぢいのベッドの横のイスに座っているばあちゃんは89歳。
ぢいに背を向ける格好で、ばあと話をしていた
ふと、後からぢいの手が私の頭に触れた
ぢいが私の頭をなでてくれている
よし、よしと何度もなでてくれている
思わず涙がこぼれました

お祭り好きで、太鼓が好きで、お酒が大好きで、健康マニア

過去を振り返らない、今を生きる男“留雄”の人生、ステキに思います。


亡くなってから、すぐに親戚が駆けつけてくれて、近所の方や深い知人が
ぢいに会いにきてくれた
“結婚式は招待されるもの…告別式は駆けつけるもの”
いつだったか教えてくれたその言葉を思い出していました

お通夜、告別式、火葬…
様々な儀式はとても尊いものと思いました。

ぢいとの思い出をもっともっと思い出したくて
私の人生を振り返ると
もっともっとぢいちゃんと話をすればよかったと
ぢいとの日常を悔います。

ただ、ぢいちゃんと関わりある方々が過去の話をたくさんしてくれて
私の知らないぢいちゃんを知ることができ、
ぢいのことをもっと好きになりました。


ぢいちゃん、ありがとうございました。
ぢいちゃん、また次の人生でもアナタに会いたいです。








コメント (8)
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