柴田よしき「ドント・ストップ・ザ・ダンス」
人気の園長兼私立探偵・花咲慎一郎シリーズの最新刊! ある園児の父親が暴漢に襲われ昏睡状態に陥ってしまう重傷を負う。花咲は失踪中の母親・並木久美を探そうとする。一方、城島事務所から若いパティシエの身辺調査を依頼され、内偵を進めると、殺人の疑いをかけられ、命を狙われているとの噂もあった。久美を追っているうちに、駅のホームから突き落とされ間一髪電車に轢かれそうになる花咲…。命懸けの追跡行が、過去の火災事故の真相を浮かびあがらせる。ラストのどんでん返しが、せつない感動を呼ぶ、著者渾身の長編ミステリー!!
図書館で予約してから5ヶ月。
ようやく順番が回ってきました。
「ハナちゃんシリーズ」ではめずらしく長編です。
相変わらず、保育園の園長しつつ、探偵しつつ、元刑事ハナちゃん頑張ってます。
わたくし、ハナちゃんに特に拘りはないんだけど一応読みます。
練ちゃんフェチなので!!
そうです、このハナちゃん、こともあろうか「聖なる黒夜」の山内練と関わりがあるのです。
練ちゃんが登場することだけを楽しみにこのシリーズ読み続けております。(すみません)
今回は麻生龍太郎も「アソー菌」として登場!!
こんな失礼なこと言うのは最近よく顔を出している長谷川環なんですけどね。
「アソー菌」とは「やたらまぐれ当たりを連発する病気」だそうで
確かに今回はやったら「アソー菌」が活躍してます。
つまり、「偶然すぎ」や「それ都合良すぎ」ってエピソード満載ってことです。
やりすぎでしょ、と思わないわけでもないんですが、ハナちゃんだからいいかぁ~。
(これが練ちゃんと麻生の話しだったら、ちょっと納得してないかも)
いいんです、わたしは練ちゃんが元気で鬼畜していてくれれば。
練ちゃん、会社では裸足ってこともわかったし。
”み、水虫?練ちゃん水虫!?
練ちゃんに水虫って似合わない~!!”
てな小言をぶつぶつ呟いている読者はわたしだけでしょうかね。
でもハナちゃんシリーズを、山内練や麻生龍太郎に会いたくて読む読者、少なくないと思いますよ。
柴田さんの作品、やっぱ主人公、男のほうが好きですね。
「流星さがし」も読みました。
新米弁護士の歌義くんのお話ですが、面白かったですよ。
登場人物ぜんぶ男だったらもっと萌えたかも、です(笑)
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