本・千早茜 「透明な夜の香り」

2020-12-25 08:59:35 | 図書館本 読書備忘録 

 作品紹介・あらすじ

香りは、永遠に記憶される。きみの命が終わるまで。
元・書店員の一香がはじめた新しいアルバイトは、古い洋館の家事手伝い。
その洋館では、調香師の小川朔が、オーダーメイドで客の望む「香り」を作る仕事をしていた。人並み外れた嗅覚を持つ朔のもとには、誰にも言えない秘密を抱えた女性や、失踪した娘の手がかりを求める親など、事情を抱えた依頼人が次々訪れる。一香は朔の近くにいるうちに、彼の天才であるがゆえの「孤独」に気づきはじめていた――。
「香り」にまつわる新たな知覚の扉が開く、ドラマティックな長編小説。


               

 読書備忘録 

募集の張り紙に、え、大丈夫かなぁーなんて思ったのは私・・・それでも面接に行ったのは一香

調香師の小川朔のいうことをちゃんと聞いて素敵な女性になっていくのは、お庭にいる実はすごいおじいさんも認めていた。

香りを作るだけではなく、警察犬みたいじゃないの?って読んでいたら、犬って呼ばれちゃっていましたが、朔も一香もそんなー・・・があって大人になって、ずっと一緒にいられるといいわね。お互いに必要とされているんじゃないの?と・・・なのに、え?・・・そして、ほ!

大変な思いをしていても、思いをしたふたりだから・・・

とても素敵なお話でした。

★★★★★


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