ここあコテージⅡ

鳥撮り、ガーデニング、手作りした物などを紹介します。

富士見湖パークで①初のカナダヅル

2023-09-08 06:24:04 | 

久しぶりに鶴の舞橋の架かる富士見湖パークに行きました。

6月以来なので、約3ヶ月ぶりでした。

目的は珍鳥の「カナダヅル」です。

腰痛がありましたが、軽減してきたので

一目見たいと切に思いました。

 

バーダー泣かせのカナダヅル、なかなか近くには来ません。

おまけにただただ広すぎる湖(ため池)の端にいては、

かなり大きな筒を持ったCMさんたちもがっかりしています。

警戒心が強い野鳥であり、初めての土地なので仕方ないですよね。

そんなわけで、私も豆粒のカナダヅルの初見の写真を載せますが、

あくまでも証拠写真としてトリミングして載せますね。

 

 

全身が灰青色と薄い茶色の羽色をしています。

やはり鶴ですよね。同じ敷地に居るタンチョウのタンちゃんと

フォルムは似ていました。

(タンちゃんに会ってほしかったなあ!)

 

 

ずっとこの格好で餌をあさっています。

ここは普段は大量の水で埋まっていますが、

この時期は水がなくなって、青草が広がっているので、

野鳥が餌場として来てくれます。

 

 

 

 

 

 

目の周りが赤いのがカナダヅルの特徴の一つです。

 

 

 

 

同じような格好が続くのでご勘弁下さいね。

ここにはダイサギ、コサギ、アオサギ、シギやチドリがいましたが、

どの野鳥もカナダヅルとは平和に過ごしていました。

だから、せっせと餌を食べて、のんびりしています。

私もとても安心しました。

 

 

しばらくしてダイサギが近寄りました。

 

並ぶとカナダヅルの大きさがわかりますね。

ダイサギはほっそりとしていますが、

カナダヅルはやはり体重は多そうですね。

 

 

ダイサギものんびりと羽繕いし始めましたよ。

 

このカナダヅルさんが初めて来たのは1ヶ月以上前です。

このまま冬までいないと思いますし、

どの経路でここに来て、これからどの経路で帰って行くのか

興味深いですが、何しろ野鳥なのでわかりません。

足環も付いていないし、単独で迷い込んだのかもしれませんね。

 

カナダヅル(Sandhill Crane)

ツル目 ツル科 ツルの中では生態数が多く、6つの亜種がある。

日本に来るのは小型の亜種が多く、メスで3kg、98cmある。

繁殖地は北アメリカやシベリア北東部のツンドラや

草原地帯の沼や湖沼の湿地で、2卵を産み、抱卵は雌雄共にする。

日本ではまれな冬鳥で、毎年1~2羽全国で確認されている。

 

 

こんな珍客がこの地に来てくれただけで感謝ですが、

無事に繁殖地に帰ってほしいものです。

仲間も近くには居そうにないので、

他のツルの仲間と会えたらいいと思います。

ここにはかつてマナヅルが来た事があるようです。

富士見湖パークの溜池もこれから水が増してきて、

渡りの鴨類、ハクチョウ類、雁類で賑わいますよ。

 

 

近くで咲いていたガガイモの花

 

 

ハクセキレイも来ていました。

 

 

富士見湖パークに架かる「鶴の舞橋」ですが、

この9月から改修工事が進められていて、

現在は渡ることができないので、来られる方はご注意下さい。

数年かけての大改修のようで、今まで使われていたヒバ材から

今度はスギ材に変えるようです。

 

明日は、ここで見た初見の野鳥ですが、

皆様には馴染みのある野鳥だと思います。

 

昨日は珍しくカラッとした日になり、

これが秋だよなあ!と思いました。

とは言え、気温は28℃なのですが、

湿度が低いのが嬉しいです。

 

 

 

 

 

 

 

 



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