歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

「とげ抜き地蔵」と「直送ニンニク」

2007年05月05日 | 東京の風景
予定どおり「巣鴨」に行って来ました。

巣鴨と云えば「とげ抜き地蔵」、そして、今日の目的には「おはぎ」と「餃子」が追加されています。今日も「二人」です。

JR巣鴨駅を降り、改札を抜け真っ直ぐ横断歩道を渡る、最短コースではなく、右に折れ、駅前広場側に出ました。

広場の先、真正面に「福々まんじゅう」の看板が見えます。広場を半周して店に向かいました。途中で饅頭を「蒸かす」湯気の「甘い香り」が「僅かに」漂ってきます。

店先には、客が数人並んで待っています。


「福々」饅頭なんですが、私はずっと「ふかふか」饅頭と思っていました。「ずっと」は「50数年間」です。

赤羽に住む前は、板橋区の蓮根町に小学校の4年生までいました。その頃は「チンチン電車」が「中山道」走っていたのです。

チンチン電車に乗って、母や「おばちゃん」と何度か「とげ抜き地蔵」に来た想い出があります。

「お地蔵様」に来ると「必ず」買って帰ったのが「ふかふか饅頭」です。その頃は「黄粉」が「ふりかけて」あった様な?気がします。

この日は「おはぎ」を食べる「計画」のため、「ふかふか饅頭」は「見る」だけにしました。

店先を通り過ぎ、中山道を渡り、「とげ抜きコース」に戻りました。「やっぱり」人通りは「賑やか」でした。「高齢者」の「需要」に合わせた「店」が並びます。

一瞬。『何んだこれ?』だったのですが、「かりん」の「干物」でした。「せき・声・のど」に「かりん」です。「かりん」の「松岸」です。有名? 



この露天の「ニンニク売り」には「笑っちゃい」ました。
『青森直送 一山 500円』と書かれていました。見ると「一山は8個」です。

「メッチャクチャ安い」のです。そして、この「おねえさん」の「売り言葉」を聞くと「中国語」訛りで、間違いなく「中国人」です。

ニンニクも「よく見ると」、一片が「小さく」痩せ気味で、明らかに「中国産」、「スーパー」で買えば「一山100円」位です。

それで、青森「直送」なのです。青森「産」とは「表記」していなところが「味噌、醤油、味の素」なのです。「おねいさん」は「なかなか」考えています。まぁ。誰か知恵を付ける「悪人」が後ろに居るのでしょう。

高齢者の「需要」は「甘い物」に向かっています。巣鴨名物「塩大福」のお店です。大変「繁盛」しています。


うって変わって「斜め向かい」の「お煎餅さん」です。「ひっそり」としています。「地蔵尊煎餅」の「むさしや」さん、「大丈夫」ですかね?

それにしても、この看板は「超スッキリ・超シンプル」です。白地に黒で「潔く」「地蔵尊煎餅むさしや」だけです。

もしかして、これは「主人」の「煎餅作り」に対する「職人魂」が、「熱く」そして「静かに」、そして「真っ直ぐ」に表現されている?のかも知れません。


しかし、嫁いで来た「女将さん」は、毎日、向かいの「塩饅大福屋」の「繁盛ぶり」を眺めながら、何で「煎餅屋」に嫁に来たのか、「反省と後悔」の日々・・・。

又、「跡継ぎ」の「一人息子」の「嫁探し」に「苦労」の日々を送っているのでは?・・・と思い、店の中を覗いたのですが、「だーれも」居ませんでした。

年寄りの「お茶受け」には「煎餅」と考えたのですが、やはり「入れ歯」で煎餅は「敬遠」されそうです。

ここは「一発」新規に「高齢者需要」の開拓です。柔らかい「濡れ煎餅」とか、「超薄焼き」の「パリポリカリ煎餅」略して「パポカ煎」何てどうでしょうか?

「パ・ピ・プ・ペ・ポ」等の「濁り」のない「破裂音」を商品名に入れると、その「商品」はヒットすると、「昔」広告業界で「良く云われた」ものです。

客層は「昔の人」ですから、この作戦は「成功」するかも?・・・・・・しれません。


話が「横道」に逸れ過ぎてしまい、長くなってきました続きは明日にします。

それでは。 
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