歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

日本髪で和服姿で成人式の前撮りです!

2010年05月11日 | 土浦市の風景
昨日の続きです。

「まちかど蔵」から路地伝いに亀城公園に向かいます。この路地がとてもイイのです。“スナック黒猫”は、場末感、路地裏感、うらぶれ感が漂う、とても味わいあるお店でした。現在はお店の名前を変えたようです。

ここにも山吹が咲いています。『七重八重 花は咲けども山吹の 実の一つだに なきぞ悲しき』・・・雨具が有りませんの歌です。落語の“道灌”です。


路地を抜け、水戸地裁土浦支部の前を通り、亀城公園に到着。五月です、端午の節句で鯉のぼり。


藤の花も満開。


こんなに清楚で美しい花なのに、“家の庭には植えるな”と親から聞かされているのです。何故なのでしょうか? 何か、これには物語がありそうな気がします。いつか、そのうちに、調べてみます。


亀城公園と云えば、このお猿さんです。いつも寂しく、虚ろな眼をしているのですが、この日は丁度昼食の時間で、一心不乱で食事中。


猿は皮を剥くのではなく、皮を残すようです。何年もこの猿を見ていますが、こんなに生き生きとした姿は初めてです。食欲は旺盛と云うか、もう、喰うことだけが、唯一の楽しみなのでしょう。やっぱり可哀想です。


ハナショウブも咲いてます。


可愛く、上手に描けています。でも、どうしても“ブソベツ”に見えてしまいます。でも、そこがまたカワイイ。


携帯の待ち受けに、パチリ、


パチリ。


連れが、お堀で発見! お城で堀ですから、これは、やはり、殿様ガエル?


八重桜が咲いていました。


亀城公園で、亀なのですが、我々の姿に気付き、何匹かが驚いて水に飛び込み、すこしして落ち着きを取り戻し、“島”に這い上がるのですが、その動作がとても面白いのです。


先ずは前足で島に掴まり、次ぎに右の後ろ足を持ち上げ島に掴まり、身体を水の中から引き上げるのですが、右後ろ足がなかなか島に掛からずバタバタとしたり、右後ろ足を掛けても身体を引き上げられなかったり、緩慢な動作で這い上がれるまで、何度も、何度も、繰り返すのです。

見ているうちに、二人で“ガンバレ!ガンバレ!”と声を上げて応援してしまいました。這い上がった後、先客の上に乗っかる亀も居るのです。下になった亀はかなり嫌がっていました。他人の上に乗っかる何て! どういう了見なんでしょう。

亀さんに笑わしてもらって、そろそろ駐車場に戻ります。それで、駐車場に戻ると、この美しくも、華やかな、この振り袖姿。

日本髪と云い、着物の柄と云い、色合いと云い、帯と云い、そして、その立ち姿の艶やかさ、すべてが美しく調和しています。ホントに、ホントに、こんなに美しい着物姿を生で鑑賞したのは初めてです。


思わず、シャッターわ押してしまいました。その時、シャッター音に気付き振り返ったのです。一瞬、“不味かったァ”と思ったのですが、連れがすぐに“結婚式ですか?”と声を掛けたのです。

“成人式の前撮りなんです”との答えが笑顔で返ってきました。振り返った先に怪しいサングラス姿のオッサン一人だけだったら、“何なの?変なオッサン”何て、疑惑の視線を向けられるところでした。


お二人は蔵をバックに記念写真を撮っていました。通りすがりの方も、皆さん振り返り美しいお嬢さんに視線を向けていました。

ホントに、美しいが、いっぱい、いっぱいで、オメデトウ!御座います。


それにしても、“前撮り”と云う言葉、はじめて聞きました。連れがその時、そう言えば、このあいだママから電話があり、“七五三の前撮り”をするような事を云っていたと告げました。

孫は7歳、成人式まで13年、どんな大人になっているでしょうか、とても楽しみです。

美しいものが、いっぱい、いっぱいで、亀城公園周辺は、とても、とても、ゴールデンウィークでした。

それでは、また明日。





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