ひなげし日記

本と映画とお芝居と…

さっこは今日は、ご近所の挨拶回り。

2004年10月24日 | 日記
  7時にお葬式の手伝いを終えて帰ると、さっこたちが来ていた。今着いたとこと、柿やお母さんが作られた栗のブランデー漬けを持って来てくれてた。旅の写真や式の写真も。ほんの10日ほど前なのにずいぶん経った気がする。何故だろう?
もう一度旅を思い返しながら写真をめくる。
海の青さや透き通った様、綺麗な青い魚、椰子、風のたびに鳴る貝で出来たシャンデリアの音などがまた・・・・。あのジンワリとした暑さ、スコール、風・・・何と言ってもさえぎるもの無く広がっていた海の青さかなあ。ほんとにまわりでは見れない青さと透明度。目に浮かんでくる。
ここも今にグアムみたいに観光化してしまうのだろうか?このまま残ってほしい、何にも無いままのんびり出来る空間。観光客のわがままかもしれないが。
台風が発生する地帯、さえぎるものが無いので常に直撃されるらしい。80数メートルだって。広島がこの間の台風で62メートルとかだったのを考えると、普通の家でこれに耐えられるのだろうか?泊まったホテルはレストランの部分が屋根などが吹っ飛んだ、客室の屋根も一部飛んでエヤコンは水が入った、壁も無くなり新しい壁が急遽ついたらしく、他の所と色が違っていた。お母さんやお父さんの部屋は雨漏りがしたそう。
予約は入ってるしで修理が大変だったろう。

 さっこが挨拶周りにあの服を着てするというので、私ので明るい娘らしいのは・・・と探して、ピンクのアンサンブルと、ベージュのスカート、もう一枚白のスカートを出しておいたが白はハッキリしすぎるとベージュにしていた。着てみてばばくさかったら止めればいいし。
1夜明け、今日もいい天気。挨拶まわりには最適、少し暑そうなくらい。

 お葬式憶え書き

講組みで集まる(服装はまだ簡単な地味な服でいい)
次の日の立ちは、数、買出し、献立、係り、代表など決める。
あと、その家の回りの片付け(家によっては、あれこれ片づけさせられる。利守みたいに)
済んでいったん帰宅、夕方、お通夜に集まる(この時も地味な黒っぽい服で良い) 1時間くらい
次の日お葬式(葬祭屋を何処にするかで、やり方が変わる。)
Tの時
農協ではなかったので、みな向こうがやってくれる。
(いつもだと講組が式の司会、電報読んだり、受付全てする。)
女の人は台所
この日は黒い服に黒いエプロンか白いエプロン。
お供えも持っていく。
お坊さんの宿、お茶、お菓子、座布団、係りなど。何人来られるか把握。
食器は組合のを借りるか、家のものを使用するか?(ガス釜、ざる、やかん、そうけ等)
買い物のレシートは台所の代表に渡す。(前の日に家の人から、お金を数万円預かっておく)
食事はみな組合で用意。まきずし、おにぎり、汁、香の物。
出棺はみなで見送る。
みな出られたら、部屋のかたずけ。葬祭屋さんが飾りを取ったあと、掃除、座布団をしく。
骨が帰ってくるまでに、家の人たちの食べるものを用意。
斎場から帰ってこられたときは、塩をかけて清める。
枕飯の用意。(おにぎり用のご飯を少し取る)
帰ってきたら先にお坊さんのお祈り、講組の代表も入る。
家の人に、食事を出す。
講組の男の人にも。あと自分たち。
かたずけ。(借りたものの返還は家の人)
次の日、かんき。黒か地味な服で参加。1000円持っていく。かんきに出る菓子代らしい。この日は家の人がみなにお世話になりましたという日。
おしまい。

  気をつけること

裏方用のお菓子、飲み物などの用意。
お米は余分にふんでおく。
必要なものは、キチンと出しておく。
(ラップ、布巾、雑巾、ティッシュ、コーヒー、紅茶、お茶、お盆、お皿、箸、茶たく、調味料、コーヒーカップ、スプーン、花瓶、バケツ、ゴミ袋、ナイロン袋、予備の洗剤、たわし、スポンジ)
講組の人への配慮、心遣いを忘れないよう。
トイレの場所など知らせておく。

これは仏式でした。

何もすることはないといわれ10時に集合。お茶を出すだけとの事だった。
巻き寿司は70本。
昼の時に出して、残が20本。これでは夕方のが足りないのではということで、急遽買いにいくか、おにぎりを作るかとなり、買うのは残ったら家の人のご機嫌が悪いからおにぎりになり、米を出そうとしたら、明日家の人が食べるのが無くなりそうなので、としえさんの家のお米を借りた。
2升炊く。おにぎり65個くらい出来る。
お汁も作ることになり、買い物に走ったらしい。
みな前日の予定に無かった事。
家は電磁調理用のコンロなので、湯を沸かすにも時間がかかり、鍋は大きいのはかからない。
集会所でお汁を作り、手で持って歩いて運ぶ。
おにぎりなどは車で運ぶ。
おにぎりをつける皿、汁わんも必要になり、家に無いだろうと運ぶ。
皿に2個づつおにぎりをつけ、汁を盛る。
と、家の人、講組の男の人だけでおにぎりが足らなくなり、裏方は無し。
結局私たちは1日、巻き寿司1本と、コーヒー2杯、大手まんじゅう1個で頑張った事になる。
菓子入れに盛った大手まんじゅう数個、せんべいが少しを「みなさんで」と出されたが、裏方みんなで20人くらい、これをどう分けろと言うんだろう?
コーヒーも残りが少ないのが1瓶出ていたので、家の親族の人や裏方ですぐ無くなり、また「コーヒーを」と言われ、何処にあるか探しまくった。Mさんの奥さんはいつもよその家の台所でも遠慮なくガサゴソ探しまくる。彼女が見つけてくれた。
みんなの胸の内は「探さなくても済むよう、チャンと出しといてくれたらなあ」じゃあないだろうか?よその家をガサゴソするなんて、誰だって嫌だ。勝手のわからないところで炊事をするのだから、家の人が気を利かせて、必要に思われるものは出しといてくれればいいのだが、この日は全てあれが無いこれが無いで探すのに余分な時間を使うことになった。

 けちとか、しわい、何も出さなかった、夕食も私たちのは無かった、お米まで使うなと言ったとか、後でみな色々家で家族には言うだろうが、済んでしまえばそれでおしまい。
あれこれ気を遣ってお金出しても、締めて済んでも、お葬式は1回だ。陰口なんか気にしなければこれでやれるわけ。どっちがいいかは、その家の人しだいかなあ?
お式は農協じゃないから「高いよ」って、Kの奥さん。
花輪もドッサリ並んでいた。
自分のお葬式はどんなやり方にしようかなあ・・・と、考えさせられた。
前もってこんなことも考えておかなきゃならない歳になったってことか。








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