ひなげし日記

本と映画とお芝居と…

彼岸花が咲いてる。

2014年09月15日 | 日記

夕べ、、2女からメールで「何処か行きたいとこある?」、考えたが直ぐには浮かばない。「近いとこで、良いとこない?」「無いなあ・・・」

で、「子どもたちいたらホームセンターで土や苗を買い、寄せ植えしない?」と送った。「私1人」だって。なら、出ずに家でゆっくりしようかなと思っていたら、「T店が、赤毛のアン展やってるよ」と来る。「それ、行く行く!!」バスで出て、T店の表で落ち合う。

今、朝ドラで「花子とアン」をやってるからか大勢の人だった。初めの方がモンゴメリーについて、後半部が村岡花子さんについて。私はアンは大好きだがドラマは見ていない。村岡さんについて知りたいとは余り思わない。好きなのは村岡さんが訳してくださっていた「アン」の物語だから。三笠書房が最初に出されたのは知らなかった。私が読んだのは新潮文庫。こっちは初版が昭和29年。何年から読み始めたのか?自分のお金で本を買っていたから中学か、高校頃か?新しいのが出るのが待ち遠しかった。「果樹園のセレナーデ」や「丘の家のジェーン」、「可愛いエミリー」とか、モンゴメリー作のは買えるのはみな買った。あと彼女の訳でジーン・ポーター、エレナ・ポーター、オルコットなども。

大分経って篠崎書林から、村岡訳ではないのが沢山出た。ちょっと違うなあとは思いながらこっちもセッセと買って読んだ。北海道に「アンの村」みたいなのが出来たって知ったのもこの出版社からだった。もう無くなったらしいが。プリンスエドワード島は今も行きたい場所の一つだ。

サンザシの花が見たくて。どんな花か長い間憧れていた。図鑑で知り、思っていたような花でなく、ちょっとがっかりした覚えもある。野バラかハマナスに似た花を想像していた。

いつか忘れたが、家出しようと荷物をまとめ「アン・シリーズ」を10冊1番に入れたこともあったっけ。遥か遥か昔のこと。

アンから昔のことが色々浮かんできた。

今みたいに欲しい本は全て買うことも出来ず、おこずかいと言っても定期的に貰えるわけでなく、お年玉なんてのも無かったし・・・・ 小さいころはとにかく本が欲しかった。あちこちの家を渡り歩き、その家の本らしきものはみな読んだ。田舎だから本を買う家は少なく、読めるものは余り無かったけれど。たまに、年に1度くらいか、祖母と親類に行った時などに「少女クラブ」を買ってもらったりして、嬉しくて嬉しくて抱きしめていた。図書室があるのを知った中学くらいからはセッセと借りて読んだ。

観た後、食事して紀伊国屋へ。文庫を2冊買う。この間ツタヤで欲しいのはドッサリ買ってたから、今日は無い。

探してた最中、3女からTEL。敬老の日おめでとうだって。そうか今日は敬老の日だった。休日だけ意識して何の日か思いもしなかった。すぐ近くにいると言うのでそっちへ移動。ちびさんたちもいる。久しぶり。車にこの子へのお土産を乗せていたので、車まで送って貰う事にする。2女と別れ、パーク&バスライドに置いた車のところまで。浜松で買ったちびさんたちの服を渡す。うなぎパイは2女に渡したので、この子には無い。もう一つのお土産は乗せ忘れた。

送って貰って帰る途中、桃温泉のあたりで彼岸花が塊りになって咲いている。もうそんな季節か?彼岸の入りは20日、中日が23日。少し早すぎる気もするが。他の何かと見間違ったかもと思って、自分の車に乗り換えて走っていたら、家の近くの田んぼの畦に確かに群れていた。こっちはまだ開いたのはなく、蕾だった。

帰って、まあまあの天気なので、この間刈り残した西の方の草を刈ることにする。少ししんどいが思った時にやらなければ。蚊取りをつけ、モンペにはきかえ、外へ。以前はエンジンに手がかかりともすると「パス」してたが、楽にかかり出すとそうおっくうでもなくなった。

が、今、生えている草のしぶといことときたら。1か所で何回も刃を往復させる。この草の名前が分かった。「オヒシバ」というらしい。強靭なこと。手で引いても抜けないし、草刈り機の刃にここまで抵抗するとは。負けるもんかと地面が出るまで刈り込む。結局思った半分も刈れず油が無くなった。手も肩も痛くなったので続きをする元気がなく、中に入る。続きが出来るのはいつになるか?


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