20~34歳の男女が考える「最も充実感を感じる人生のピーク」は? Narinari.com
私が十代の頃は、早く三十歳になりたかった。当時通っていた電子オルガン教室に居た三十代の先輩女性の皆さんは、演奏も素晴らしく仕事も出来て、お化粧も服装も素敵で、趣味もあり彼氏も居て、憧れの存在だった。きっと私も三十歳くらいになったら、あんな風に充実した女性になれることだろうと思っていた。
実際に三十歳になった頃の私を今振り返ってみると、すかすかな中身のまま、子育てや義両親との付き合いなど、初めて体験するばかりの事柄に振り回されていたと思う。ちっとも三十歳では足りなかったというのが実感だ。
私が祖父母や両親、義両親と暮らして来た日々を考えると、充実した人生のピークは「六十歳から七十歳の間」だと思う。
若い方はそんなに歳を取ってから?!とびっくりされるかもしれない、年配の方ですらそうかもしれない。でもこの年齢は、未婚の方なら男女問わず独りで生きて死んでいくあれこれを真剣に考えねばならない。既婚ならば、伴侶の第二の人生の出発に伴い、自分との関係を新たに作り上げていかなくてはならないし、子供が居れば独り立ちの援助をしなければならない。どちらにしても一番大きいのは、親(兄弟)の死に水を取って、あと始末をしなければならない事だ。
それまでの人生で培ってきた、人としてのエネルギーと知恵と経験を、フルに使わなくてはならないのだ。
七十歳を過ぎると、老いはびっくりするくらい加速する。
両親は、六十代の始めで祖父を長年の糖尿病の悪化で亡くし、続いて痴呆症を患った祖母の介護に十年を費やした。昨年祖母が亡くなってからの二人の老いは、覚悟していたにも関わらず、私の心に重く圧し掛かっている。義両親の事も含めれば、毎日酒を飲まねば寝れないのじゃないかと、真面目に不安になる日もある。
リンク先のアンケートの「充実した人生のピーク」という質問のニュアンスは、恋愛が盛んだったり、仕事が忙しかったりした時期の様だけれども、本当の「人生の充実」は、思ったよりも先にあるのだ。
私が十代の頃は、早く三十歳になりたかった。当時通っていた電子オルガン教室に居た三十代の先輩女性の皆さんは、演奏も素晴らしく仕事も出来て、お化粧も服装も素敵で、趣味もあり彼氏も居て、憧れの存在だった。きっと私も三十歳くらいになったら、あんな風に充実した女性になれることだろうと思っていた。
実際に三十歳になった頃の私を今振り返ってみると、すかすかな中身のまま、子育てや義両親との付き合いなど、初めて体験するばかりの事柄に振り回されていたと思う。ちっとも三十歳では足りなかったというのが実感だ。
私が祖父母や両親、義両親と暮らして来た日々を考えると、充実した人生のピークは「六十歳から七十歳の間」だと思う。
若い方はそんなに歳を取ってから?!とびっくりされるかもしれない、年配の方ですらそうかもしれない。でもこの年齢は、未婚の方なら男女問わず独りで生きて死んでいくあれこれを真剣に考えねばならない。既婚ならば、伴侶の第二の人生の出発に伴い、自分との関係を新たに作り上げていかなくてはならないし、子供が居れば独り立ちの援助をしなければならない。どちらにしても一番大きいのは、親(兄弟)の死に水を取って、あと始末をしなければならない事だ。
それまでの人生で培ってきた、人としてのエネルギーと知恵と経験を、フルに使わなくてはならないのだ。
七十歳を過ぎると、老いはびっくりするくらい加速する。
両親は、六十代の始めで祖父を長年の糖尿病の悪化で亡くし、続いて痴呆症を患った祖母の介護に十年を費やした。昨年祖母が亡くなってからの二人の老いは、覚悟していたにも関わらず、私の心に重く圧し掛かっている。義両親の事も含めれば、毎日酒を飲まねば寝れないのじゃないかと、真面目に不安になる日もある。
リンク先のアンケートの「充実した人生のピーク」という質問のニュアンスは、恋愛が盛んだったり、仕事が忙しかったりした時期の様だけれども、本当の「人生の充実」は、思ったよりも先にあるのだ。
お返事遅くなってすみませんでした~。
これを書いた後に、でも明日には私が死んじゃったり、地震がおきて一家で路頭に迷ったり、まったく予想もしない出来事がおきて、こんな悩みなんて笑い話になってしまうかもなぁと思いました。
それに、家族のあれこれを考えられるのは、今の時代の中では、恵まれているのでしょう。しがらみから解放されたいと思いつつも、関わりあって生きていられる事が幸いと感じる、ちっさい私です。
でも、実の親は父親だけだし、義父・義母はもういないし、替わりに義理の叔母が同居してるけど、流石に倒れたらそこまで親身に出来ないわってみんな (だんなの姉達) も思っているようで、多分病院か養老院入りは確実。しか~し、そこにいくまでが大変そう。同居してて助かっているのも事実だから、やっぱり我々が面倒見ることになるんだろうな~。