「音みる(音のみるふぃ~ゆ)」ブログ...♪

100名を超える音楽教室「音のみるふぃ~ゆ」のレッスンノート。また3人娘の子育て日記。

考える。

2012年01月28日 | ある日のレッスン風景
寒いです。。。
風邪も流行ってきました。。

私は、やっと発表会関連の準備で一息つけた今週なので、
ここで油断をしないように、と気を張っている今日このごろ。

さて、おケイコは熱く!連日行なっております。

リトミッククラスでも「松岡修造ばりに!しごきますよ」と宣言しました(笑)。

練習が、なんだかうまくいかなくて、どうしてこんなに苦しいことしなくちゃいけないの?
と思うことがきっと多々あると思います。

何か目標を決めて、それを乗り越えると見えてくるものってなんだろう?

もしかしたら、それは「自分自身」かもしれない。

と、いつも思っていて、それをできるだけ10代のうちに経験を積むことで
気づかせてあげられたら、と思うのです。

そして成長して変わっていく毎年違う「自分」のことも。
(そういう意味で、発表会ってとても大事と思います。)

「1年前の音よりいい音出してるね。気づいてた?」
という生徒さんが何人かいて、その通りに伝えると嬉しそうにしていました。

「そうなんだよ。弾くのが楽しくなってきた。」と素直に言う生徒さんもいます。

ピアノの技術を教えてあげるってことはもちろんなんですが、
芸事を通して学んで欲しい事、それは、単に知識や教養、とかってことじゃなく
「生きる力」に通じる何かなんじゃないかな、と思っています。

良くなったね、と伝えた生徒さんだって、悔しい思いや、
うまくいかない時期もあった子達です。
そういう時はその通りに伝えて、さぁどうする?と一緒に考えたり
手出ししないで、自力でなんとかするようすを見守ったりしました。

私も不思議に思うのは、自分の子ども、のことは近すぎてそう見られないんです。

思うに、その距離感は身内じゃない他人だからできること。
なのかな、と思います。